『スター・ウォーズ:アソーカ』S2、アナキン・スカイウォーカー&アクバー提督が再登場へ

『アソーカ』シーズン2にアナキン再登場へ

 またフィローニは、2023年に亡くなったベイラン・スコール役のレイ・スティーヴンソンについても言及。フィローニは「ベイランはアソーカのダークミラーとして物語にとって不可欠な存在でした」と述べ、キャラクターの旅路はシーズン2以降も続くと明言。後任をとなるロリー・マッキャンがベイラン・スコールに扮したスチールがスクリーンに写し出されると、会場からは大きな拍手が贈られた。フィローニは「ロリー・はレイの精神を理解し、演技に反映できる俳優。彼自身もレイに対する深い敬意を抱いています」と語った。ドーソンも「20年前に共演したことがありますが、本当に優しくて強さと優雅さを兼ね備えた人物」と述べ、マッキャンへの信頼を口にした。

ロリー・マッキャンが演じるベイラン・スコール

 フィローニはアソーカの存在意義について「彼女は戦士でありながら導く者。旧ジェダイの教義に縛られず、自らの道を切り開く存在です」と語る。「希望と訓練、そして忍耐。それを体現するキャラクターがアソーカなんです」と断言した。ドーソンも「かつては教えることを恐れていたアソーカが、いまはサビーヌや次世代に知恵を託そうとしている。その変化が演じていて嬉しかった」と語った。

 フィローニはさらに、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』で反乱軍のリーダーだったアクバー提督が再登場することも明かした。フィローニはアクバー提督の代名詞となっている「It's a trap!(罠だ!)」の台詞は、我慢して書かなかったと言い、笑いを誘った。シーズン2ではアクバー提督とスローン大提督の対決が描かれるとのこと。

『アソーカ』シーズン2にはアクバー提督が登場

 パネルの最後には、これから撮影に入るためまだ一度もカメラを回していないという状態ながら、フィローニが用意した“レトロ調ティザー映像”が上映された。『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』が発表された当時のトレーラーを彷彿とさせる仕掛けで、観客は拍手と歓声に包まれた。「アソーカは、アナキンの教えを受け継ぎ、ジェダイの伝統を超えて未来に希望を託す存在」とフィローニは語る。アニメと実写をまたぎ、世代と世代をつなぐ『アソーカ』の物語は、シーズン2でさらに広がりを見せていく。

 なお、『スター・ウォーズ:アソーカ』シーズン2は、2026年にディズニープラスで独占配信されることも決定した。

■配信情報
『スター・ウォーズ:アソーカ』シーズン2
ディズニープラスにて、2026年独占配信
©︎2025 Lucasfilm Ltd.

■イベント情報
「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」
開催日程:4月18日(金)〜4月20日(日)
会場:幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2丁目1)
公式サイト:https://www.starwarscelebration.com/ja-jp.html

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