橋本環奈がなりたい“天才”とは? 三浦翔平からは「なんでそんな元気なの?」とツッコミも

橋本環奈が主演を務めるドラマ『天久鷹央の推理カルテ』(テレビ朝日系)が4月22日よりスタートする。その記者会見が、スタジオセットのある東映東京撮影所で行われ、主演の橋本をはじめ、共演の三浦翔平、畑芽育、佐々木希、柳葉敏郎が登壇。さらに、主題歌を担当するDa-iCEから花村想太がサプライズゲストとして登場した。
本作は、医師が医学的な知見と診断能力を武器に、謎多き事件や現象を鮮やかに解決していく医療ミステリー。現役の医師でもある作家・知念実希人の同名小説シリーズを映像化している。
橋本が演じるのは、天久一族が経営する天医会総合病院の副院長であり、統括診断部部長の天久鷹央。橋本は今作で初の医師役となる。撮影が始まって1カ月。日々、長台詞と格闘しているという橋本は、「鷹央先生のキャラクターが濃くて、要素がたくさんあるんです。そこを一人の人間として成立させなきゃいけないので、今までやったことのないチャレンジです。毎日、台本を読み込んで、鷹央先生ならどういう行動を取るかなというのを楽しみながら、ある種遊んでいる部分もあって。鷹央先生という役柄に愛情もあるし、思い入れが深くなってきています。そこが楽しめているのが、自分にとっての成長にも繋がっているのかなと思います」とコメントした。

セットは病院の屋上にある鷹央の“家”(統括診断部医局兼鷹央の自宅)。鷹央の仕事スペースになっている場所を会見用にセットチェンジしており、橋本は「お家へようこそみたいな、お招きしたようなところはありますね」とセットに記者が大勢いる様子を楽しんでいるようだった。

三浦が演じるのは、鷹央のバディとなる小鳥遊優。天医会総合病院の統括診断部に新たに赴任してきた内科医だ。家にある階段の上は鷹央以外は入れない“聖域”となっており、三浦も小鳥遊としてラスト一段までしか入っておらず、最近の撮影で手すりの横にある穴から顔だけは出したと明かしていた。また、小鳥遊は鷹央と院内で噂になるような恋愛関係にあり、その間柄に持っていこうと奔走する鴻ノ池舞を演じる畑が、その話題になると両手でハートマークを作り、期待を寄せた。

そんな鴻ノ池舞は、天医会総合病院の研修医で、鷹央の謎解きをサポートする。畑にとっても初めての医師役であり、演じるのは難しいと話す。「私と三浦さん演じる“小鳥先生”は基本的にオペシーンがあるんです。その前に指導の先生たちと一緒に医療リハを重ねてみたり、専門用語は聞いたことない言葉が多すぎて、それを自分の言葉にする作業が難しいです」と役作りの難しさを語っていた。

佐々木が演じるのは、鷹央の姉であり事務長の天久真鶴。普段は優雅でにこやかだが、怒らせたら一変、鷹央もビビり上がるほど怖いキャラクターだ。「叱ることが多いので、大声ばかり出しています。それに、ソフトボールも経験者なので、クランクインする前に何度もソフトボールを練習したんですけど、その時も人格が変わるというか、大きな声を出しています」と明かす佐々木に、小鳥遊として一目惚れをする三浦が「『ギャップがすごい』って、セリフにもありますけど、ソフトボールのシーンはすごいですよ。希さんが消える魔球を投げますから」と冗談混じりにコメントしていた。

院長で鷹央の叔父にあたる天久大鷲を、柳葉が演じる。鷹央とは常にぶつかっている役で、現場では常にキリッとした怖い表情だという。そんな柳葉が、今回の会見では笑顔でいることに、身内の役柄である橋本と佐々木が嬉しそうにすると、柳葉は大鷲として演じることに「つらいです……」と本音を漏らしていた。





















