山下美月、『名探偵コナン 隻眼の残像』で声優初挑戦 山田孝之はコナンとの久々の再会に

4月18日に公開される劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)』のゲスト声優として、山田孝之と山下美月の出演が決定した。
原作が30周年を迎え、コミックス106巻で累計発行部数は全世界2.7億部を突破、TVアニメシリーズも放送1,100回を超える『名探偵コナン』。2024年公開の劇場版27作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(100まんドルのみちしるべ)』では、興行収入158億円を記録し、シリーズ史上最高興収を更新した。
長野県・八ヶ岳連峰未宝みたから岳だけ。長野県警の大和やまと敢かん助すけが雪山で“ある男”を追っていた時、不意に何者かの影が敢助の視界に。気をとられた瞬間、“ある男”が放ったライフル弾が敢助の左眼をかすめ、大きな地響きとともに雪崩が発生。そのまま敢助を飲み込んでしまい――。10カ月後、国立天文台野辺山の施設研究員が何者かに襲われたという通報を受け、雪崩から奇跡的に生還した敢助と、上原うえはら由ゆ衣いが現場へ駆けつけた。事情聴取のさなか天文台の巨大パラボラアンテナが動き出すと、負傷し隻眼となった敢助の左眼がなぜか突如激しく疼きだす…その夜、毛利探偵事務所に、小五郎の警視庁時代に仲の良い同僚だった“ワニ”と呼ばれる刑事から電話が入った。未宝岳で敢助が巻き込まれた雪崩事故を調査しており、事件ファイルに小五郎の名前があったという。後日会う約束を交わした小五郎にコナンもついて行くが、待ち合わせ場所に向かっていた途中、突然響き渡った銃声—。果たせなかった約束と、隻眼に宿った残像。氷雪吹き荒れる山岳で、白き闇のホワイトアウト因縁ミステリーの幕が切って落とされる――。
物語の鍵を握る登場人物として、山田と山下の出演が決定。山田が演じる大友隆は、長野の山中で炭焼き小屋を営む寡黙な男で、物語の中盤からコナンや小五郎、長野県警とも深く関わる人物。人当たりが良く、協力的な姿とは別に何か秘密を隠しているような様子も……。一方、山下が演じる円井まどかは、敢助の左眼が疼きだす原因となった巨大なパラボラアンテナを持つ国立天文台野辺山に所属する施設研究員。物語の冒頭、何者かに襲われ、事件のきっかけとなる役となる。
ゲスト声優が2名になったのは、2019年公開の『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』以来、6年ぶりとなる。
山田は今回のオファーを受けて「幼少期にテレビでの放送がはじまった時から見ていたので、その作品に参加できることが純粋に嬉しかったです。毛利小五郎が好きだったのですが、資料をみたら僕の方が年上になっていて…‥小五郎さんが年下でした(笑)」と、まもなくTV放送30周年を迎える『名探偵コナン」』の歴史を感じつつ、毛利小五郎がメインキャラクターとなった本作にゲスト声優として参加することへの喜びを滲ませた。
俳優、アーティスト、監督、プロデューサーなど幅広い分野で活動の場を広げる山田ですが、実は、2023年に行われた第1回横浜国際映画祭のレッドカーペットに参加した際、『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』チームの次に登壇。その際、胸元に入れていた黒縁メガネをかけ、「真実はいつも一つ!」のポーズでフォトセッションを行うなど、自身が出演していないにもかかわらず、『名探偵コナン』の作品PRを行っていた。今回の撮影で久しぶりにコナンと対面した際も「久しぶりだね」と優しく声をかけるなど、2年ぶりの再会に表情を緩めていた。
そして、本作で声優に初挑戦となる山下は、事前に『名探偵コナン』のTVアニメのアフレコを見学し、声優陣が実際にキャラクターに命を吹き込んでいる現場を目の当たりにした後、自身でも練習を重ね、走ったり、驚いたりするリアクションを声だけで表現する芝居をやり遂げた。
近藤秀峰・吉田剛志・岡田悠平(プロデューサー) コメント
起用理由
山奥で孤独に生きるミステリアスな人物。これは類まれな演技力と予測不能な魅力を併せ持つ山田孝之さんしかいない! と確信。何かを抱えた男の深みを見事に表現していただきました。
一方、事件の始まりを告げる重要人物。これは今最もフレッシュな輝きを放つ山下美月さんに演じて欲しい!という思いでした。
熱心に取り組んでいただき、現場では「さすが山下プロ」と大絶賛。
ちなみに、今回活躍する小五郎役の小“山”さん。コナン役の高“山”さん。蘭役の“山”崎さん。
そして“山”田さんと“山”下さん。八ヶ岳のように山々が連なる布陣となりました。
小五郎と長野県警、そして「山×山コンビ」にご期待ください。
山田孝之(大友隆役)コメント

幼少期にテレビでの放送がはじまった時から見ていたので、その作品に参加できることが純粋に嬉しかったです。毛利小五郎が好きだったのですが、資料をみたら僕の方が年上になっていて…小五郎さんが年下でした(笑)。今回演じた「大友隆」は炭焼き小屋の主人で、普段のお芝居は全身を使って表現しているので、声と感情だけでリアリティを表現するアフレコはやはり難しいなと思いつつ、新たな発見もあって勉強になりました。
まだ完成品は見られていないのですが、僕も毛利小五郎好きとして、完成した作品で小五郎の活躍を見るのが楽しみです! 皆さんも是非楽しみにしてください!
山下美月(円井まどか役)コメント

小さい頃からずっと愛され続けている「名探偵コナン」の作品に参加することができて、ここまでお仕事頑張ってきてよかったなと思いましたし、すごく光栄な機会をいただけて嬉しかったです。
「円井まどか」は天文台の研究員です。実は事前に、TVアニメのアフレコ現場へ見学に行かせていただき、「こういう風にキャラクターに命を吹き込まれているのだ」と、とても感動し、その後、少しだけ練習もさせていただいて本番に挑みました。
劇場版「名探偵コナン」は毎年本当に素敵な作品ばかりですが、今作もファンの皆さんが「こんなシーン見たかった」というシーンがたくさん出てきますので、是非ご覧いただきたいです!
■公開情報
劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)』
4月18日(金)全国東宝系にて公開
キャスト:高山みなみ(江戸川コナン)、山崎和佳奈(毛利蘭)、小山力也(毛利小五郎)、林原めぐみ(灰原哀)、高田裕司(大和敢助)、速水奨(諸伏高明)、小清水亜美(上原由衣)、岸野幸正(黒田兵衛)、草尾毅(安室透)、飛田展男(風見裕也)、鮫谷浩二(平田広明)
原作:青山剛昌『名探偵コナン』(小学館『週刊少年サンデー』連載中)
監督:重原克也
脚本:櫻井武晴
音楽:菅野祐悟
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
製作:小学館/読売テレビ/日本テレビ/ShoPro/東宝/トムス・エンタテインメント
配給:東宝
©2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
公式サイト:http://www.conan-movie.jp





















