『名探偵コナン 隻眼の残像』メインビジュアル＆新予告　小五郎の元同僚“ワニ”は平田広明

　4月18日に公開される劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像（せきがんのフラッシュバック）』のメインビジュアルと新予告が公開された。

　原作が30周年を迎え、コミックス106巻で累計発行部数は全世界2.7億部を突破、TVアニメシリーズも放送1,100回を超える『名探偵コナン』。2024年公開の劇場版27作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星（100まんドルのみちしるべ）』では、興行収入158億円を記録し、シリーズ史上最高興収を更新した。

　公開されたメインビジュアルでは、マジックアワーの空と長野の雪山をバックに、凛々しい表情でこちらを見据えるコナンと小五郎の姿が描かれている。左上には、各々が想いを馳せるようにどこかを見つめる横顔が印象的な大和敢助、諸伏高明、上原由衣ら長野県警の姿も。初登場時から隻眼だった敢助の過去には一体何があったのか。右上には、鋭い眼差しを向ける降谷零（安室透）、風見裕也、黒田兵衛の姿もあり、公安として暗躍する彼らは本作でどのような動きを見せるのか。そして眠りの小五郎と長野県警の大和敢助、一見接点のなさそうな2人を繋ぐ“眠っていた記憶（じけん）”とは。

　あわせて公開された60秒の新予告は、吹雪の音が聞こえる中、眠っている小五郎の姿から始まる。そして“眠りの宣伝”の文字が“目覚めの宣伝”に変化すると、グッとネクタイを緩め、片目をあけて覚醒する。予告本編では、小五郎が警視庁時代に仲の良かった同僚“ワニ”が、長野で起きた雪崩事故について電話でたずねるシーンから始まり、一発の銃声とともに、敢助が隻眼となったきっかけの過去のシーンへ。隻眼に宿った残像を思い出すように何度もフラッシュバックを繰り返す敢助と、普段とは打って変わって一切笑わない小五郎の様子から、2人を繋ぐ事件の重大さを感じさせる。降谷（安室）が不敵に笑うシーンもあり、長野県警だけでなく公安まで絡んだ事件が、過去と現在で結びついていくことも示唆されている。こちらに迫ってくる雪崩のシーンも差し込まれ、劇場版ならではの迫力の鬼気迫るコナンや小五郎のセリフも。小五郎が流す涙のワケや、2つの謎が結びついたときに目を覚ます“眠っていた陰謀”とは。最後に「この事件、俺が必ず終わらせる」と強い決意をにじませる小五郎の姿からも、シリアスな事件を予感させる。

　また本予告にて、劇場版でカギを握る小五郎の元同僚“ワニ”役を平田広明、降谷零（安室透）役を草尾毅が務めることも明かされた。

　さらに、映画の公式サイトが毛利探偵事務所のホームページ風にリニューアルしたほか、今年も公開前の一切の試写会を行ない代わりに、高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、高田裕司、速水奨、小清水亜美らが出演するファンミーティングイベントが4月13日に東京国立代々木競技場 第一体育館にて開催されることが決定。そして2月26日よりムビチケ前売券（オンライン）が先行発売され、3月6日までの期間中にムビチケ前売券（オンライン）を購入した人限定でファンミーティングイベントのペア招待券が当たる抽選に申し込みが可能。なお、各種前売券は3月7日より発売される。

　さらに、NetflixおよびHuluにて、3月22日より『時計じかけの摩天楼』『漆黒の追跡者（チェイサー）』『純黒の悪夢（ナイトメア）』『ゼロの執行人』『黒鉄の魚影（サブマリン）』の劇場版5作品が先行配信されるほか、以降も順次過去作・関連作を配信。サンデーうぇぶりでは、2月26日より『名探偵コナン 隻眼の残像』のキーパーソン・毛利小五郎や長野県警関連の原作過去エピソードを無料で公開される。3月23日の「AnimeJapan 2025」では、『名探偵コナン』×『真・侍伝 YAIBA』コラボステージの開催が決定。そして、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでも毛利小五郎が大活躍し、さまざまなアトラクションや限定グッズに登場する。

■公開情報
劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像（せきがんのフラッシュバック）』
4月18日（金）全国東宝系にて公開
キャスト：高山みなみ（江戸川コナン）　山崎和佳奈（毛利蘭）　小山力也（毛利小五郎）　林原めぐみ（灰原哀）、高田裕司（大和敢助）、速水奨（諸伏高明）、小清水亜美（上原由衣）、岸野幸正（黒田兵衛）、草尾毅（安室透）、飛田展男（風見裕也）、鮫谷浩二（平田広明）
原作：青山剛昌『名探偵コナン』（小学館『週刊少年サンデー』連載中）
監督：重原克也
脚本：櫻井武晴
音楽：菅野祐悟
アニメーション制作：トムス・エンタテインメント
製作：小学館／読売テレビ／日本テレビ／ShoPro／東宝／トムス・エンタテインメント
配給：東宝
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公式サイト：http://www.conan-movie.jp