池田エライザ×野田洋次郎が再び! 『舟を編む』6月17日よりNHK総合で再放送決定

『舟を編む~私、辞書つくります~』がNHK総合で6月17日から放送されることが決定した。
本作は、三浦しをんの小説『舟を編む』を原作に、主人公・馬締ではなく、新入り社員・岸辺みどりの視点で物語を描くドラマ。脚本は、NHKドラマ『これは経費で落ちません!』などを手がけた蛭田直美が担当する。
2024年の2月にNHK BS・NHK BSプレミアム4Kで放送され、第62回ギャラクシー賞上期入賞や東京ドラマアウォード2024連続続ドラマ部門優秀賞などの受賞を果たした本作は、昨年度放送されたバージョンの短縮版にはなっているものの、再編集されたうえで放送される。
主人公の岸辺みどりを演じた池田エライザは今回の放送に寄せて、「今回の再放送でこの作品に出会う方々が、新しい図面を描き、編み、出航する……。その手助けになれるかもしれない!それは私にとって、得難い幸福です! 」とコメントした。
真面目な編集部員・馬締を演じた野田洋次郎は、「新たにまっさらな状態でこの作品をご覧になる方がいらっしゃるということを心から嬉しく思います(少し羨ましくも思います)。僕らの心はあなたのすぐ隣に、正座して、あなたとこの冒険をお供します 」と述べた。
また、今回の発表にあわせて地上波放送解禁動画が公式サイトにて投稿される。


コメント
池田エライザ(岸辺みどり役)
放送終了から一年が経ちましたが、舟を編む、みたよ。と言っていただけることが今もあります。
そしてその会話の先で、言葉について、そこに込められた想いについて、過去のこと、未来のことなどを色々教えてくださることがあるのです。
作品を通して、誰かの人生を知る。
この瞬間が私は幸せです。
自分の舟を編んでいく…その大切な工程を、内緒話を教えてもらえているようで愛おしい気持ちになります。
今回の再放送でこの作品に出会う方々が、新しい図面を描き、編み、出航する…。その手助けになれるかもしれない!
それは私にとって、得難い幸福です!
野田洋次郎(馬締光也役)
このドラマの脚本をはじめて手に取り、読み進めていった時の高揚を今でもよく覚えています。言葉の海の中に潜り込み、格闘し、悩み、救われ、その海の広さに怯えながらそれでも自分の言葉を懸命に探し続ける登場人物たち。みんなが愛しい。「絶対にこの作品に携わりたい」そう強く願ったのでした。NHK 総合で再び放送されるということで、新たにまっさらな状態でこの作品をご覧になる方がいらっしゃるということを心から嬉しく思います(少し羨ましくも思います)。僕らの心はあなたのすぐ隣に、正座して、あなたとこの冒険をお供します。
話が進むに連れ、普段の生活の中できっと今まで知らなかった色や景色、匂いに気づくはずです。
ぜひ、楽しんでご覧いただければと思います。
高明希(制作統括)
このたび、視聴者の皆さまから、沢山の声援を頂き、ドラマ「舟を編む」の地上波放送が決定しました!
BS で応援して下さった皆さま、本当にありがとうございます!そして、今回、地上波で初めて「舟を編む」をご覧いただく皆さま、このドラマは、原作・三浦しをん先生の物語を受け継ぎ、脚本・蛭田直美さんが、新たな視点で描いた物語です。誰よりも、原作の三浦しをん先生が喜んで下さり、毎週、ドラマへの熱い感想を発信してくださいました。令和の「舟を編む」、主人公・みどりと同じ目線で、是非、新鮮な気持ちで、“言葉で人と繋がる尊さ”を感じて頂ければ幸いです。
■放送情報
ドラマ10『舟を編む ~私、辞書つくります~』(全10回)
NHK総合にて、6月17日(火)スタート 毎週火曜22:00~22:45放送
再放送: 毎週木曜24:35〜25:20(※木曜深夜)
出演:池田エライザ、野田洋次郎、矢本悠馬、美村里江、渡辺真起子、前田旺志郎、岩松了、向井理、柴田恭兵ほか
原作:三浦しをん『舟を編む』
脚本:蛭田直美(全話) 塩塚夢(第5話共同執筆)
音楽:Face 2 fake
演出:塚本連平、麻生学、安食大輔
制作統括:高明希(AX-ON)、遠藤理史(NHK)、訓覇圭(NHK エンタープライズ)
公式サイト:https://www.nhk.jp/p/funewoamu/ts/GZ8RQ7PNJ1/
写真提供=NHK





















