原嘉孝&寺西拓人がグループを牽引の予感 新生timeleszは“芝居力”にも要注目!

大注目のうちに幕を閉じた『timelesz project -AUDITION-』、通称タイプロ。本オーディションは、2024年4月1日にSexy Zoneから改名したtimeleszが新メンバーを募集するべく行ったオーディションだ。
その結果、1万8922件ものエントリーから選ばれたのは、寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝の5名。今後は佐藤勝利、菊池風磨、松島聡と共に8名体制で歩んでいくことになる。
本稿では、この度、新生timeleszの“芝居力”に注目。既存メンバーの活躍に触れながら、新メンバーの行く末について考察してみたいと思う。
佐藤勝利
まずは、直近で髙石あかりとのW主演連続ドラマ『アポロの歌』(MBS/TBS)を控えている佐藤勝利だ。本作は、1970年に『週刊少年キング』で連載された鬼才・手塚治虫の壮大なSF青春ストーリーを現代解釈し、実写ドラマ化したもの。佐藤は、愛を憎むが故に犯してしまった罪の元、女神に「何度生まれ変わっても1人の女性を愛し、結ばれる前に死ぬ」という罰を言い渡される人物・近石昭吾を演じる。昭吾は逃れられない転生のループの中、愛と向き合っていく。実をいうとここ数年の佐藤は一風変わった役を演じることが多い。主演を務めたドラマ『赤いナースコール』(2022年/テレビ東京系)は、秋元康が企画・原作を担当した、病院を舞台にしたミステリー&ラブサスペンス。その本格的な怖さに視聴者も「こんなはずでは……!」と困惑。佐藤の真骨頂を叩き出した。果たして、今回の『アポロの歌』ではどんな姿を見せてくれるのか、期待してしまう。
菊池風磨
2023年には1月期、4月期、7月期、10月期と全クールのドラマに出演し、今やtimelesz演技番長とも呼び声の高い菊池。そんな彼は2025年4月25日公開の映画『#真相をお話しします』にて、Mrs. GREEN APPLEのボーカル・ギターとして活躍する大森元貴とダブル主演を務めることが発表されている。直近だと『私たちが恋する理由』(2024年/テレビ朝日系)に出演し、『隣の男はよく食べる』(2023年/テレビ東京系)や『ウソ婚』(2023年/カンテレ・フジテレビ系)でのイメージから、ラブコメのイメージが強くなっていた菊池。しかしながら、今度挑むのは人気のミステリー短編集が原作の映画。果たして、菊池はどんな演技プランで挑んだのか、公開が待ちきれない。
松島聡
そして、松島といえば、得意のダンスを生かし、舞台でも活躍中。2025年4月からは長澤まさみと森山未來がダブル主演をする舞台『おどる夫婦』で板の上に立つことが決まっている。同作は、現代社会では非常に生きづらい性質を持っている夫婦の約10年間の軌跡を描くもの。松島はそこで「母と姉から愛情を注がれ、自立を望みながらしかねている青年」を演じることが発表されている。これについて松島は「等身大で現実とも地続きの設定になるのかな」とコメント。果たして、どのような一面を見せるのか。(※)