ロバート・パティンソンが未知の大地でヘルメットを外す 『ミッキー17』新場面写真公開

3月28日に公開されるポン・ジュノ監督の新作映画『ミッキー17』の新場面写真が公開された。
本作は、『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノが監督と脚本を手がけたサスペンス。エドワード・アシュトンによる同名小説を原作に、主人公・ミッキーの異常で危険な氷の惑星での冒険が描かれる。
『TENET テネット』『THE BATMAN-ザ・バットマン-』などのロバート・パティンソンが主演を務めたほか、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のナオミ・アッキー、『NOPE/ノープ』のスティーヴン・ユァン、『ヘレディタリー/継承』のトニ・コレット、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のマーク・ラファロらが共演に名を連ねている。
『グエムル -漢江の怪物-』では突然現れた怪物に娘を奪われた父と家族の奮闘を描き、初の国際的プロジェクト『スノーピアサー』では氷河期の地球を走り続ける階級列車を舞台に、最後尾からの決死の攻防を描いたポン・ジュノ。その後も、巨大生物と少女の交流を通して現代社会の倫理や企業間の争いを浮き彫りにした『Okja/オクジャ』、第92回アカデミー賞で作品賞を含む4部門を受賞した『パラサイト 半地下の家族』と、ポン・ジュノは常に進化を続けてきた。
最新作となる『ミッキー17』は、ポン・ジュノ監督史上最大の1億5,000万ドルの製作費を投じた超大作。人生失敗だらけのミッキー(ロバート・パティンソン)は、何度でも生まれ変われる夢の仕事を手に入れたはずだったが、それは身勝手な権力者たちの過酷すぎる業務命令で次々と死んでは生き返る任務、まさに究極の“死にゲー”だった。
公開された新場面写真には、ミッキーが未知の大地に降り立ち、ヘルメットを外した瞬間がとらえられている。使い捨てワーカーとなったミッキーが、この地の大気を思いっきり吸い込み、ワクチン開発の実験台にされるという任務に晒されている場面だ。
ブラック企業のどん底で搾取され続けて遂に17号となったミッキーの前に、ある日、手違いで自分のコピーである18号が現れ、事態は一変する。使い捨てワーカーが同時に2人存在することは許されておらず、存在が確認されるとコピー元もろとも処分されてしまう。 内気で頼りない弱気な17号と思い立ったらすぐに行動する18号。2人のミッキーは権力者たちへの逆襲を開始する。ターゲットになるのは、「労働者諸君! 新たな星の歴史に皆で名前を刻もう」と声高らかに聞こえの良い演説をしながら、完全に自分の得しか考えていない強欲なボス、マーシャル(マーク・ラファロ)。そして、息を吸うように労働力を搾取し、マーシャルと共に現場に“死にゲー”任務を強いる、イルファ(トニ・コレット)だ。この先にどんな展開が待ち受けるのか。使い捨てワーカー・ミッキーの逆襲が幕を開ける。
■公開情報
『ミッキー17』
3月28日(金)公開
出演:ロバート・パティンソン、ナオミ・アッキー、スティーヴン・ユァン、トニ・コレット、マーク・ラファロ
監督・脚本:ポン・ジュノ
配給:ワーナー・ブラザース映画
2025年/アメリカ/G
©2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
IMAX® is a registered trademark of IMAX Corporation.
Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories
公式サイト:mickey17.jp