有村架純に聞く、常に“ベスト”を更新し続けられる理由 「役は自分の子どもだと思っている」
「演じさせていただく役は自分の子どもだと思っている」
ーーさえ子は、亡くなった恋人の心臓に命を救われた男性と惹かれ合うことになりますが、有村さんがさえ子の立場だったらどうしますか?
有村:わたしだったら、好きになる前に離れる選択をしちゃうかもしれません。ただ、雄介がいなくなって寂しい気持ちが、成瀬さんがいることで埋まるんですよね。雄介は亡くなってしまったわけだから、肉体的には触れることもできないし、見ることもできないわけじゃないですか。でも、成瀬さんに会うことで、ちょっとでも彼を感じることができる。そう考えると、会いたいなと思ってしまう気持ちも分かります。
ーー北海道やニュージーランドなど、自然豊かな映像の美しさも感じました。
有村:撮影で行かなければ、出会えなかった景色にたくさん出会うことができました。北海道には合計4カ月くらいいたので、その土地の食事を堪能したり、住んでいる人の優しさに触れて温かい気持ちになったりしました。ニュージーランドはいつか行ってみたい国でもあったので、撮影で行かせていただけてラッキーでした。
ーーオフの時間に観光などはできたんですか?
有村:できました! お休みの日は、みんなで船に乗って離島に行ったりしました。基本的に、みなさんキッチン付きのホテルに泊まっていたんですけど、レストランに行ってお話をすることもあったりして。すごくいい思い出になっています。
ーー有村さんは長きにわたって第一線で活躍されていますが、その中でも常に“いま”がベストだと個人的に感じていて。そのように“ベスト”を更新し続けられる秘訣を教えてください。
有村:そんなことを言っていただいて恐縮です。これは自分のエゴかもしれないんですけど、演じさせていただく役は自分の子どもだと思っているんです。だから、作品を生み出すときに、「この子がみんなに愛されますように」と思って、気持ちを乗せていて。あとは、表面的なところよりも、その人物が生きてきた土台づくりをしっかりできるように心がけています。とてもおこがましいですが、そういうところが結果につながっているというのはあるかもしれません。ただ、まだまだ満足していないので、これからも精進していきたいです。
■配信情報
Netflixシリーズ『さよならのつづき』
Netflixにて世界独占配信中
出演:有村架純、坂口健太郎、生田斗真、中村ゆり、奥野瑛太、伊藤歩、古舘寛治、宮崎美子、斉藤由貴、イッセー尾形、三浦友和
脚本:岡田惠和
監督:黒崎博
音楽:アスカ・マツミヤ
主題歌:米津玄師「Azalea」
撮影監督:山田康介
美術監督:原田満生
エグゼクティブプロデューサー:岡野真紀子
プロデューサー:黒沢淳、近見哲平
ラインプロデューサー:原田耕治
制作プロダクション:テレパック
原案・企画・製作:Netflix
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<応募締切>
12月19日(木)