『虎に翼』第25週「女の知恵は後へまわる?」を振り返る 片岡凜の再登場

『虎に翼』第25週を振り返る

 NHK連続テレビ小説『虎に翼』(土曜日は1週間の振り返り)。第121話から第125話までの第25週「女の知恵は後へまわる?」を振り返る。

 第121話では、香淑(ハ・ヨンス)が原爆被害に遭った外国人への支援を始めることを決意。寅子と航一(岡田将生)は、大学院を中退し、家中心の生活を始めた優未(川床明日香)をそっと見守っていた。一方、朋一(井上祐貴)は最高裁事務総局から家裁に異動を命じられる。突然の決定に憤慨する朋一に寅子(伊藤沙莉)は言葉をかけらなかった。

 第122話では、法制審議会少年法部会の委員となった寅子は、はじめから法改正ありきで議論を進めようとする部会にいらだつ。折に触れて多岐川(滝藤賢一)のことを思い出すのは、桂場(松山ケンイチ)も同じだった。一方、航一は、よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)の事務所を訪ね、美位子の事件について聞く。

 第123話では、明律大学女子部の一同が久しぶりに寅子の家で顔を合わせる。涼子(桜井ユキ)は司法試験に挑戦していた。皆が学生時代を懐かしく思い出す。直明(三山凌輝)一家が近所に引っ越すことになり、猪爪家ではささやかなお祝いが開かれる。少年法改正について様々な意見を集めていた寅子は、東京家裁の廊下で美佐江(片岡凜)と瓜二つの美雪(片岡凜)と出会う。

 第124話では、美佐江は同級生の少年を突き落とした疑いで調査を受けていた。寅子は調査官の音羽(円井わん)とともに、美佐江の審判を行う。星家に顔を出した朋一は、航一と寅子に本心を打ち明ける。一方、なかなか進まない美位子(石橋菜津美)の裁判に、轟は時間がかかっているのは良い兆候だと美位子を励ましていた。

 第125話では、桂場に真っ向から意見した航一だが、心ならずも寅子にまで心配をかける事態を引き起こしてしまう。航一と寅子が帰宅すると、星家には子供たちが集まっていた。審判のあと、訪ねてきた佐江子(辻沢杏子)は、寅子に対して驚きの事実を突きつける。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『虎に翼』
総合:毎週月曜~金曜8:00~8:15、(再放送)毎週月曜~金曜12:45~13:00
BSプレミアム:毎週月曜~金曜7:30~7:45、(再放送)毎週土曜8:15~9:30
BS4K:毎週月曜~金曜7:30~7:45、(再放送)毎週土曜10:15~11:30
出演: 伊藤沙莉、岡田将生、土居志央梨、平岩紙、戸塚純貴、川床明日香、竹澤咲子、井上祐貴、尾碕真花、石橋菜津美、円井わん、木場勝己、矢島健一、松山ケンイチ、小林薫
語り:尾野真千子
音楽:森優太
主題歌:米津玄師「さよーならまたいつか!」
法律考証:村上一博
制作統括:尾崎裕和
プロデューサー:石澤かおる
取材:清永聡
演出:梛川善郎、安藤大佑、橋本万葉ほか

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