『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』場面写真7点公開 レディー・ガガのピエロメイク姿も

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』場面写真

 10月11日に日本公開される『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』の場面写真が公開された。

 第76回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞に輝き、第92回アカデミー賞では最多11部門にノミネートされ、ホアキン・フェニックスが主演男優賞に輝いた2019年の映画『ジョーカー』。本作はその続編にして完結編で、第81回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門への出品も決定している。

 コメディアンを夢見る、孤独だが純粋で心優しい男。前作では、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながらドン底から抜け出そうともがく彼が、理不尽だらけの世の中で、悪のカリスマ“ジョーカー”へと変貌を遂げるまでが描かれた。その2年後が舞台となる本作では、社会への反逆者・民衆の代弁者として祭り上げられたジョーカーの暴走がさらに加速。ジョーカーは、レディー・ガガ演じるリーと呼ばれる謎の女と出会い、ジョーカーの狂気がリーへ、そして群衆へと拡散。世界を巻き込むジョーカーの新たなショー=事件の幕が開ける。

 公開された場面写真では、アイコンとも言える狂気的な笑顔を覗かせる“悪のカリスマ”ジョーカー(ホアキン・フェニックス)や、未だにその正体が謎に包まれているリー(レディー・ガガ)の姿が写し出されている。おなじみのピエロメイクを施したジョーカーと、そんな彼に憑りつかれたような表情を浮かべるリーの1枚や、ジョーカーと同じく顔にメイクを施し、虚ろな表情を浮かべる姿を映し出した1枚からも、ジョーカーの狂気が周りの者たちにも次々と影響を与え、世界を巻き込んでいくさまが垣間見える。そして、スポットライトに照らされるジョーカーとリーの2人。ジョーカーの狂気に当てられた者たちによる新たなショーが幕を上げ、社会への反逆が始まることを予感させる。

 『ジョーカー』の続編製作に踏み切った理由について、トッド・フィリップス監督は、「ホアキンが続編をやる唯一の理由は、彼にとって恐ろしいと感じる作品だったからだ。彼は前作の撮影で『一体何をやっているんだ?』という恐怖を毎日感じることを本当に楽しんでいた。そして今回も同じくらいの恐怖を感じたがっていたんだ。彼は『もしやるなら、それがうまくいかない可能性を感じたい』と言っていた。それがまさに僕にとっての続編を作る理由だった」と明かしている。

 主演のフェニックスも「危険性を感じない作品や、失敗する可能性が極端に低い作品は作る意味がない」と本作が前作以上の意欲作であると語った。

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■公開情報
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』
10月11日(金)全国公開
監督:トッド・フィリップス
出演:ホアキン・フェニックス、レディー・ガガ
配給:ワーナー・ブラザース映画
©︎ & TM DC ©︎ 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
IMAX(R) is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories
公式サイト:JOKERMOVIE.JP

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