ハリソン・フォードがMCU参加の理由を語る 『キャプテン・アメリカ』第4作の新情報も

ハリソン・フォードがMCU参加の理由を語る

 ハリソン・フォードが、2025年2月14日に日米同時公開される『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』への出演を決めた理由を明かした。

 アメリカで世界最大級のポップカルチャーイベント「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル2024」が行われ、マーベル・スタジオが劇場公開最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』のプレゼンテーションを開催した。

 本作は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に次ぐ『キャプテン・アメリカ』シリーズの最新作。主人公は“初代”キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースから最も信頼され、盾を託されたファルコンことサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)。初代から、そしてアメリカ大統領(ハリソン・フォード)から正式にキャプテン・アメリカを任命されたサムが、誰が味方で敵かさえもわからない裏だらけの陰謀と、壮大でミステリアスな戦いに巻き込まれていく。

 プレゼンテーションには、マーベル・スタジオの社長でありプロデューサーを務めるケヴィン・ファイギをはじめ、アンソニー・マッキー、ティム・ブレイク・ネルソン、ダニー・ラミレス、ジャンカルロ・エスポジートらキャスト陣が登壇。さらに、フォードがサプライズ登場を果たした。

 観客からは大きな歓声が沸き、ファイギも「私のオタク人生がこれ以上充実することは無いと思っていましたが……まさか、ハリソン・フォードがアダマンチウム(マーベル作品に登場する金属の名前)と言うだなんて!」と観客同様に大きな感動を語る。

 フォードが演じるのは、アベンジャーズを毛嫌いし、直接的ではなく間接的に破滅させようと暗躍、“絶対に敵にしてはいけない”用意周到な男サディアス・ロス。アメリカ合衆国大統領に登り詰めロスは、新たなキャプテン・アメリカを中心としたアベンジャーズチームを結成することを目論むのだが……。会場の観客にだけ上映された特別映像で、赤い姿をしたハルクのような大男レッド・ハルクの正体が、アベンジャーズ結成を目論んでいたロスである事実が明かされ、フォードがレッド・ハルクのパフォーマンスをすると、観客や登壇ゲスト陣も大熱狂。フォードは「(MCUの)アクションを体験したかった」と語り、さらに「マーベル・ユニバースの俳優たちが楽しい時間を過ごしているのを見ていて“私もそこに参加したい”と思いました」と参加の理由を明かした。

 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』で初登場した元兵士のサム・ウィルソンは、すぐにスティーブと意気投合し友情を築き、人工の翼で空を舞う“ファルコン”として戦いへ参戦。その後は全ての「アベンジャーズ」シリーズで、スティーブらと戦いを共にしてきた。スティーブを上回るほどに友情に厚く、状況を冷静に分析する頭脳、そして確かな戦闘力も持つ正義感あふれる熱い男だ。そして、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストでヒーロー引退を決めたスティーブから盾を託されたサムは、その後、重圧と葛藤しながら“二代目”を受け入れる心を決めた。これまでアベンジャーズの中心人物としてリーダーシップを発揮してきた“キャプテン・アメリカ”は、単なるアメリカのヒーローに留まらず、世界のヒーローの象徴とさえ言える存在だった。そんな“重圧”と“責任”を背負うことになった男の物語がここから始まる。

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■公開情報
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』
2025年2月14日(金)日米同時公開
監督:ジュリアス・オナー
製作:ケヴィン・ファイギ
出演:アンソニー・マッキー、ダニー・ラミレス、リヴ・タイラー、ジャンカルロ・エスポジート、ハリソン・フォードほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2024 MARVEL.

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