『デッドプール&ウルヴァリン』追加声優キャストに佐倉綾音&置鮎龍太郎 吹替版予告も

『デッドプール』に佐倉綾音&置鮎龍太郎

 7月24日に世界最速公開される『デッドプール&ウルヴァリン』の日本版新キャストとして佐倉綾音と置鮎龍太郎の出演が発表され、あわせて吹替版予告が公開された。

 第1作『デッドプール』は公開当時世界興行収入850億円を超える大ヒットを記録し、その続編となる『デッドプール2』ではさらに記録を塗り替え世界興行収入1120億円を突破するなど、R指定映画の世界歴代記録を更新してきた『デッドプール』シリーズ。その第3弾となる本作では、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンがカムバックを果たし、2大ヒーローが共演する。

 不治の病を治療するために受けた人体実験で、自らの容姿と引き換えに不死身の肉体を手に入れた元傭兵のウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)。自分のことを“俺ちゃん”と呼び、戦う理由は超個人的。映画の世界を飛び超えて観客にむかって話しかけるなど、なんでもアリの“破天荒なクソ無責任ヒーロー”デッドプールとして活躍する彼は、2本の日本刀と二丁拳銃を使いこなす過激でアクロバティックな戦闘スタイル。そんな彼が大切なファミリーのために世界の命運をかけたある壮大なミッションに挑むことに。デッドプールが助けを求めたのは、予測不可能なこのミッションのカギを握るウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)。ウルヴァリンといえば、デッドプールが“爪野郎”と呼びこれまで何度もいじり倒してきた人気キャラクターで、“キレるとヤバい、最恐アウトロー”。驚異的な治癒能力と不死身の肉体を持つウルヴァリンは、これまで、獣のような闘争本能と人間としての優しい心の間で葛藤しながらも、世界平和のため、すべてを斬り裂く超金属の爪を武器に戦ってきたが、彼には戦いから遠ざかっていた“ある理由”があった…。今回は、毒舌&テキトーで下ネタ連発なのに、なぜか憎めないデッドプールとタッグを組み、世界の命運を賭け暴れまわることになる。

 日本版声優として、デッドプール役の加瀬康之、ウルヴァリン役の山路和弘が、歴代作品に続きカムバック。さらに、デッドプール、ウルヴァリンそれぞれの物語を彩ってきた“愉快なオトモダチ”役として、林真里花、三上哲、一柳みる、忽那汐里(本人)、影平隆一、嶋村侑が続投する。

 新たに出演が発表された佐倉が演じるのは、デッドプールとウルヴァリン2人に立ちはだかる最凶ヴィランのカサンドラ・ノヴァ。佐倉はマーベル作品では自身初となるヴィランを担当する。ノヴァは本編では未だ多くの謎に包まれているキャラクターだが、原作コミックではミュータント絶滅を目論む最凶最悪のヴィランとして知られている。

 佐倉は、ノヴァ役で本作に加わることについて、「カサンドラ・ノヴァ役の俳優(エマ・コリン)さんがとても素敵なので、足を引っ張らないようにせねば……というプレッシャーに加えて、デッドプールとウルヴァリンという、個でもクセの強い主役たちを二人も相手にしなければならないなんて大変だ……」と、不安があったことを明かした。マーベル作品のヴィランを演じることについては、「ヴィランの信念はヒーローの信念と逆行しているかと思いきや、歪んで平行している場合があって、それがヒーローとヴィランの関係性の面白さであり、またヴィランを演じる楽しさや苦しさにつながるのだろうなと感じます。カサンドラ・ノヴァの信念に寄り添い、世界に没頭し、一緒に戦えて、とても良い経験になりました」とコメント。デッドプールについては、「ちょっとお下品なのに、なんだか洒脱で聞いていたくなるワードセンスとお喋りがなんといっても魅力的です。いわゆる“メタ”的な視点を持っているのも他のヒーローにはない個性ですね」と魅力を語った。そして「画面の隅々で色々なことが巻き起こる、お祭りのような映画になってます!異色コンビの大活躍、是非劇場のスクリーンで堪能してください!」と見どころをコメントした。

 置鮎は、マルチバースの神聖時間軸を監視し、時の流れと歴史の維持のために存在する極秘団体、TVA(時間変異取締局)の捜査官パラドックスを演じる。

 置鮎は、「おおおおお~! やったぁぁぁ!! ヒーローじゃないけれど、そんなの関係なく、とにかく嬉しかったです!」と出演の喜びを語り、「皆さん、やっと出られますよ♪ 『デッドプール』シリーズも、MCUの映画とドラマもかなり見ていたので、めちゃめちゃ嬉しいです。色んなシリーズに複数回出演している人もいるのに……と悔しい思いをしていましたから(笑)」と、念願が叶ってのMCU作品初参戦であることを明かした。また、パラドックスのキャラクターについて、「TVAという組織のちょっと偉い人で、プライドもテンションも高そうなインテリさん。デッドプールを利用しようと招聘します。よく喋ります、と聞いていましたが、予想以上でした(汗)」とコメント。デッドプールについては、「こんなに下ネタバンバン言いながら、バイオレンス全開に敵をやっつけて行くふざけたヒーロー、居ます?そこです(笑)」と魅力を語った。そして最後には、「また今作が、ハチャメチャにやらかしてくれてるので、リハーサルルームで腹を抱えて笑いました。こんなに何でもありでいいのか?(笑)  皆さんが長年蓄積されて来たであろうMARVEL愛が試されるはずです♪ 劇場で是非大爆笑を!」と、ファンに向けてメッセージを贈った。

『デッドプール&ウルヴァリン』吹替版予告でちゅよ~|7月24日(水)最速公開

 あわせて公開された吹替版予告編では、佐倉が吹き替えを担当したノヴァの姿も。ティーカップを持ちながら「ほんとバカな子たち」と、デッドプールとウルヴァリンを嘲笑うシーンや、鋭い爪で襲い掛かってくるウルヴァリンを素手のみで奇妙に操り攻撃をかわすなど、強力な能力をもっていることがわかる。そのほか、吹き替えでもお構いなしに放送禁止用語連発する加瀬演じるデッドプールの姿も映し出されている。

■公開情報
『デッドプール&ウルヴァリン』
7月24日(水)世界最速公開
出演:ライアン・レイノルズ、ヒュー・ジャックマン
監督:ショーン・レヴィ
日本版声優:加瀬康之、山路和弘、佐倉綾音、置鮎龍太郎、林真里花、三上哲、一柳みる、忽那汐里、影平隆一、嶋村侑
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©︎MARVEL 2024

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