高橋文哉、念願の夢叶い“ヤンキー”に 『伝説の頭 翔』は一人二役の“落差”が見どころ
これまで、高橋は『仮面ライダーゼロワン』(2019年/テレビ朝日系)や『フェルマーの料理』(2023年/TBS系)などで主演を務め、5月31日に公開される映画『からかい上手の高木さん』には、高木さん(永野芽郁)にからかわれる西片役で出演している。高橋がこれまで演じてきたキャラクターは、どちらかというと気弱で、真面目な好青年であることが多かった。それはきっと本人の性格にも近いところがあるのだろう。
『伝説の頭 翔』がテレビ朝日系での放送ということで、高橋は「(『仮面ライダーゼロワン』で)本当に0から1を作っていただいた……まさしく俳優・高橋文哉の“ゼロワン”を作っていただいたという恩を感じています」「こうして、テレビ朝日さんの連続ドラマに主演として帰ってこられて、少し恩返しできているのかな?という気持ちがあります」とコメントを寄せている。
しかし実は高橋は、大のヤンキー作品好き。9歳上と7歳上の兄の影響で家には多くのマンガがあったそうだが、その中で唯一読み切ったのが『クローズ』だったという(※)。高橋は、以前から「ヤンキー役をやりたい」と発言することが多かったが、そのきっかけとなったのが小栗旬が主演した映画『クローズZERO』、『クローズZERO II』なのだそう。つまり、『伝説の頭 翔』での“最強”翔役は念願のヤンキー役ということになる。一方で、“最弱”達人役は、これまでの高橋の持ち味である真面目さや優しさが感じられる人物となるのではないだろうか。1つの作品の中で、1人の役者が両極端なキャラクターを演じることはそうそうない。高橋が翔と達人をどのように演じるのかに期待したい。
参照
※ https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00601/00001/
■放送情報
『伝説の頭 翔』
テレビ朝日系にて、7月スタート 毎週金曜23:15〜0:15放送 ※一部地域を除く
出演:高橋文哉ほか
原作:原作・夏原武、漫画・刃森尊『伝説の頭 翔』(講談社刊)
脚本:古家和尚
監督:住田崇、近藤啓介、植田尚
ゼネラルプロデューサー:横地郁英(テレビ朝日)
プロデューサー:高崎壮太(テレビ朝日)、神通 勉(MMJ)、倉田知奈(MMJ)
音楽:桶狭間ありさ
制作:テレビ朝日、MMJ
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