『虎に翼』第8週「女冥利に尽きる?」を振り返る 優末の誕生と優三(仲野太賀)の出征

『虎に翼』第8週を振り返る

 NHK連続テレビ小説『虎に翼』(土曜日は1週間の振り返り)。第31話から第35話までの第8週第「女冥利に尽きる?」を振り返る。

 第36話では、優三(仲野太賀)との結婚で“社会的信用”を得た寅子(伊藤沙莉)は、義父母と子供の親権を争う両国満智(岡本玲)の弁護を引き受ける。法廷で熱弁を振るい、原告の請求を棄却する判決を勝ち取った寅子だったが、依頼人の満智が嘘をついていたことが明らかになる。寅子は自分の未熟さを痛感する。

 第37話では、落ち込む日々を過ごしていた寅子に優三が「全てが正しい人間はいないから」と励ます。初めて優三に恋をする寅子。しばらくして、寅子の妊娠が発覚。猪爪家は喜びに包まれるが、寅子は毎日体がだるくて仕事に身が入らない。そんな時、寅子は偶然居合わせた久保田(小林涼子)から、弁護士の仕事を辞めて夫の実家がある鳥取に家族と移り住むことになったと告げられる。

 第38話では、猪爪家に召集令状が届き、寅子の兄・直道(上川周作)が出征。花江(森田望智)と子供たちは涙をこらえ、精一杯の笑顔で見送る。一方、寅子は穂高(小林薫)の推薦により、明律大学で講演を行うことに。しかし、久保田の代わりに受けた仕事に加えて、妊娠中ということもあり、寅子は講演当日に倒れてしまう。穂高の悪意のない言葉に寅子は諦めを感じていた。

 第39話では、穂高が雲野(塚地武雅)たちに寅子が妊娠していることを明かしてしまう。寅子は雲野の言葉を受けて、事務所を辞めることに。そばで見てきたよね(土居志央梨)も寅子に厳しい言葉を投げかける。その後、寅子は娘・優未を出産する。

 第40話では、戦局が厳しくなる中、寅子は優三と娘・優未と戦争を乗り越えることを最優先にして穏やかな日々を過ごしていた。しかし、とうとう優三の元にも召集令状が届き、別れの日がやってくる。

朝ドラ『虎に翼』登場人物紹介&あらすじ

2024年度前期、NHK東京が製作を務める『虎に翼』は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性を描いたリーガルドラマ。…

■放送情報
NHK連続テレビ小説『虎に翼』
総合:毎週月曜~金曜8:00~8:15、(再放送)毎週月曜~金曜12:45~13:00
BSプレミアム:毎週月曜~金曜7:30~7:45、(再放送)毎週土曜8:15~9:30
BS4K:毎週月曜~金曜7:30~7:45、(再放送)毎週土曜10:15~11:30
出演:伊藤沙莉、石田ゆり子、岡部たかし、仲野太賀、森田望智、上川周作、土居志央梨、桜井ユキ、平岩紙、ハ・ヨンス、岩田剛典、戸塚純貴、松山ケンイチ、小林薫
作:吉田恵里香
語り:尾野真千子
音楽:森優太
主題歌:米津玄師「さよーならまたいつか!」
法律考証:村上一博
制作統括:尾崎裕和
プロデューサー:石澤かおる
取材:清永聡
演出:梛川善郎、安藤大佑、橋本万葉ほか

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