『虎に翼』第7週「女の心は猫の目?」を振り返る “寅子”伊藤沙莉と“優三”仲野太賀の結婚
NHK連続テレビ小説『虎に翼』(土曜日は1週間の振り返り)。第31話から第35話までの第7週第「女の心は猫の目?」を振り返る。
第31話では、優三(仲野太賀)は弁護士の道を諦め、直言(岡部たかし)の工場で働くことに。雲野(塚地武雅)の事務所で弁護士実務を学び始めた寅子。しかし、実務は想像以上にきつく、同じく修習中の花岡(岩田剛典)や轟(戸塚純貴)と公園で顔を合わせて、お昼を食べながら励まし合うことが寅子の息抜きになっていた。そんな日々が続いたある夜、寅子の元に花岡から電話が。寅子は花岡から司法修習後の試験に合格したと伝えられ、「ふたりで会いたい」と言われる。
第32話では、寅子が花岡にディナーに誘われたと聞いて、花江(森田望智)とはる(石田ゆり子)は大喜び。華やかなワンピース姿でお祝いの食事に行った寅子は、花岡から故郷である佐賀に赴任することになったと告げられる。帰り道、寅子と花岡の間に、互いに何かを期待するような長い沈黙が流れるが、寅子は「お互い頑張りましょうね」と花岡と握手を交わす。
第33話では、寅子が晴れて弁護士に。だが、女性であることを理由になかなか依頼をしてもらえなかった。そんな中、故郷の新潟に帰るという稲(田中真弓)に会い、「女の幸せより大事なものか」と言われた寅子は思い悩む。その頃、寅子と同時期に弁護士となった久保田(小林涼子)が婦人弁護士として初めて法廷に立つことに。轟(戸塚純貴)やよね(土居志央梨)と見学に向かった寅子は、その帰り道に美しい女性を連れた花岡と出くわす。花岡は寅子たちにその女性を「婚約者」と紹介する。
第34話では、寅子が直言とはるに、弁護士として社会的な信用を得るためにお見合いをさせてほしいと頭を下げる。寅子の事情を理解したはると直言はお見合い相手探しに奔走する。その様子をある人物がじっと見ていた。相手がなかなか見つからず、気落ちする寅子の元にやってきたのは優三だった。優三は「僕じゃダメでしょうか」と寅子の結婚相手に立候補する。
第35話では、寅子は優三からの提案を受け入れて婚約することに。直言とはるは驚くが、二人を祝福。寅子は職場で雲野にも報告する。弁護士としてはじめての仕事を引き受けることになった寅子は堂々たる法廷デビューを果たす。
■放送情報
NHK連続テレビ小説『虎に翼』
総合:毎週月曜~金曜8:00~8:15、(再放送)毎週月曜~金曜12:45~13:00
BSプレミアム:毎週月曜~金曜7:30~7:45、(再放送)毎週土曜8:15~9:30
BS4K:毎週月曜~金曜7:30~7:45、(再放送)毎週土曜10:15~11:30
出演:伊藤沙莉、石田ゆり子、岡部たかし、仲野太賀、森田望智、上川周作、土居志央梨、桜井ユキ、平岩紙、ハ・ヨンス、岩田剛典、戸塚純貴、松山ケンイチ、小林薫
作:吉田恵里香
語り:尾野真千子
音楽:森優太
主題歌:米津玄師「さよーならまたいつか!」
法律考証:村上一博
制作統括:尾崎裕和
プロデューサー:石澤かおる
取材:清永聡
演出:梛川善郎、安藤大佑、橋本万葉ほか