『ナイトスイム』一家を襲う悪夢を凝縮した30秒CM公開 黒い涙を流し不敵に笑う女性の姿も

ホラー映画『ナイトスイム』30秒CM

 6月7日に公開されるホラー映画『ナイトスイム』の30秒CMが公開された。

 『エクソシスト/信じる者』『透明人間』『ゲット・アウト』などを手がけるブラムハウス・プロダクションズと、『ソウ』『死霊館』などのホラーシリーズを生み出したジェームズ・ワンが製作を務め、『M3GAV/ミーガン』以来の再タッグを組んだ本作。

 現役復帰を今も夢見る元メジャーリーガーのレイ(ワイアット・ラッセル)と家族を支える妻のイヴ(ケリー・コンドン)、思春期の娘イジー(アメリ・ホーファーレ)、繊細で怯弱な息子エリオット(ギャヴィン・ウォーレン)の一家4人が、難病を発症した父・レイの理学療法も兼ねて引っ越してきたマイホームは、誰もが一度は憧れるプール付き物件。しかし、その一方で夢のプライベートプールは15年もの間未使用という不可解な物件だった。一家が新居を満喫する幸せな時間も束の間、やがてこのプールに潜む謎の存在によって恐怖のどん底に引きずり込まれていく。

映画『ナイトスイム』30秒CM

 公開されたCMは、ウォーラー一家が得体の知れない“何か”に襲われる恐怖の瞬間を凝縮したもの。映像の冒頭では、プールの排水溝に近づいたエリオットが突如として現れるミイラのような黒い腕に強い力で引っ張られる様子が描かれ、イヴは「この家なにか変なの」「水の中から何か襲ってくる」とその恐怖を震える声で訴える。その訴えも虚しく、コップの中の水はひとりでに渦を巻きだし、襲い掛かる“何か”を前に絶望の表情を浮かべて凍り付くイジーや車で悶え苦しむレイの姿がまざまざと映し出されている。さらに、恐怖におののくウォーラー一家をあざ笑うかのように目から黒い涙を流し、不適な笑みを浮かべる謎の女性の姿も。一瞬で我々の脳裏に焼き付く不気味な彼女はいったい何者なのか。そして、この女性が知る恐ろしい秘密とは。

 監督のブライス・マクガイアと、友人であり共に脚本を担当したロッド・ブラックハーストの2人は、もともと本作の原案とも言える“不気味な存在との遭遇により自宅のプールで夜間に姿を消した若い女性”のショートフィルムを発表し、その先鋭的なホラースタイルが話題を呼んだことでワンのもとへ推薦されることに。ワンは「すごくミステリアスで示唆に富んだストーリーだったよ。今回の長編映画をより大規模で奇妙で恐ろしい、でも観客が共感するような作品にできるビジョンがブライスにはあった」と当時の興奮を振り返っている。

 なお映像には、30秒CMのあとに本予告が収められている。

■公開情報
『ナイトスイム』
6月7日(金)劇場公開
製作:ジェームズ・ワン、ブラムハウス・プロダクションズ
監督:ブライス・マクガイア
脚本:ブライス・マクガイア、ロッド・ブラックハースト
出演:ワイアット・ラッセル、ケリー・コンドンほか
配給:東宝東和
©2023 Universal Studios. All Rights Reserved.
公式サイト:https://www.universalpictures.jp/micro/night-swim

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