中川大志、地球ゴージャス初参加に感激 謎に包まれた舞台に風間俊介は「演劇への挑戦」

中川大志、地球ゴージャス初参加に感激

 4月28日から5月26日まで明治座にて行われる舞台、Daiwa House Special 地球ゴージャス三十周年記念公演『儚き光のラプソディ』の囲み取材が4月27日に行われ、中川大志、風間俊介、鈴木福、三浦涼介、佐奈宏紀、保坂知寿、寺脇康文、岸谷五朗が出席した。

 本作は、1994年に岸谷と寺脇によって結成された演劇ユニット「地球ゴージャス」の新作である。謎の白い部屋に集まった男女7人。それぞれが「逃げたい」と強い感情が溢れそうになった瞬間、扉が現れ、それを開くとこの部屋に来ていた。「ここはどこだ?」……。

岸谷五朗

 作品の詳しい内容や役名など、すべてがベールに包まれている『儚き光のラプソディ』。作・演出を務める岸谷は「内緒が多い」と笑みを浮かべる。「今回、出会いと別れ、儚き光、命の儚さもテーマです。そんな中でこのメンバーに出会えたこと。この会見で(改めて)ジーンと感じております。この仲間で芝居づくりができて良かった、と初日を前に思っていますね」と胸を熱くした。

風間俊介

 そんな『儚き光のラプソディ』について「チャレンジングな作品」「今まで見たことがない演劇、感覚、いろんなものを感じていただけると思います」と語ったのは風間。言える範囲での“攻めポイント”を訊ねられると「初めて台本を読ませていただいたときに“演劇でこれが可能なのか”、“ステージ上で実現できるのだろうか”と思いました。それが稽古、そして劇場にやって来てどんどん形づくられていて……既存の演劇やエンターテインメントの挑戦みたいな作品になっています」と期待を感じるコメントを寄せた。

中川大志

 地球ゴージャス初参加となる中川は「岸谷さんが作り上げた脚本を、みんなで少しずつ形づくっていく作業は本当に充実していました」と満足感いっぱいの表情に。「(稽古や舞台は)楽しみであり、怖くもあり、でもすごく幸せな時間です」と話した。

鈴木福

 同じく初参加となるのは鈴木。「明治座の前にのぼりの旗が立っているのを見て“本当にこの舞台に立つんだな”、“ここでみんなと一緒にできるんだな”とワクワクしています」と充実した稽古だったと語る。そんな鈴木は、「共演者の意外な一面」を問われた際に、先輩の風間の秘密を暴露。「風間さんは体が硬い」と言い、実際に風間が報道陣の前にやって見せる場面もあった。

 一方、「地球ゴージャスさんは普通の舞台づくりよりも(稽古が)長いんですが、それでもあっという間でした」と笑わせたのは保坂。続けて「五朗さんが書かれた脚本にもたくさんのメッセージが込められています。それぞれがいろんなものを投げかけていく舞台になると思います」と明かした。

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