『ボブ・マーリー:ONE LOVE』に世界が熱狂 息子ジギー・マーリーも登場の特別映像公開
5月17日に公開される映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』の特別映像が公開された。
全世界アルバム売上が7500万枚以上を誇る、「ロックの殿堂」入りも果たしたボブ・マーリー。ベストアルバム『レジェンド』はアメリカのビルボード誌のカタログ・アルバム・チャートで最長ランク入りという記録を打ち立て、世界で最も売れたレゲエアルバムとなっている。そのほか、グラミー賞の特別功労賞生涯業績賞受賞、グラミー殿堂賞の受賞、「Hollywood Walk of Fame」への殿堂入りなど、数々の偉業を残している。
本作は、そんなジャマイカの世界的トップスターであり、“レゲエの神様”と称されるボブ・マーリーの音楽センスの裏に隠された苦悩と葛藤、レゲエミュージックの歴史そのものと言っても過言ではない波乱万丈な生涯を描く音楽伝記映画だ。
監督を務めたのは、『ドリームプラン』のレイナルド・マーカス・グリーン。脚本には・マーカス・グリーンに加え、『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』のテレンス・ウィンター、『グランツーリスモ』のザック・ベイリンらが参加。主人公ボブ・マーリー役を『あの夜、マイアミで』のキングズリー・ベン=アディル、マーリーの妻リタ・マーリー役を『キャプテン・マーベル』のラシャーナ・リンチが演じるほか、リタ・マーリー本人、そしてボブとリタの子どもセデラ・マーリーとジギー・マーリーらがプロデューサーとして参画している。
愛の日=バレンタインデーである2月14日に全世界公開を迎えた本作は、全米では平日のバレンタインデー史上最高興収を記録して首位デビューを(BoxOfficeMojo調べ)。さらに、イギリス、フランスでは公開初日興収が『ボヘミアン・ラプソディ』を超え、音楽伝記映画史上最高の初日興収を記録。ボブ・マーリーのお膝元のジャマイカでは、公開初日史上最高興収で週末の興行収入の90%以上を本作が占めるという記録づくめのスタートを切った。2週目も勢いそのままに、全米興収は累計7100万ドル(=約107億円 ※BoxOfficeMojo調べ)を突破して2週連続の首位を獲得。全世界興収も1億2千万ドル(=約180億円)を突破している。
公開された特別映像は、本作のプロデューサーであり、ボブ・マーリーの実の息子であるジギー・マーリーが「これがボブからのメッセージだ」と力を込める姿から始まる。そして、プレミアイベントのLIVEシーンやSNSの投稿、ラスタカラーとレコードディスク風の装飾となったパリ・エッフェル塔前の観覧車、ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)の前を走り抜ける巨大ギター型のトラック、NYの地下鉄やサッカースタジアムでの大合唱に大横断幕、様々な形のアーティスティックな作品まで、各国の熱狂ぶりが止めどなく映し出されていく。
さらに、『ワイルド・スピード』シリーズへの出演などでも知られる、グラミー賞常連のヒップホップアーティストであるウィズ・カリファが、「偉大な音楽はずっと受け継がれる。ボブ・マーリーはいつの時代も最高だ」と語る姿も。また映像では、表題曲「ONE LOVE」や「Three Little Birds」などが使用されている。
■公開情報
『ボブ・マーリー:ONE LOVE』
5月17日(金)より全国公開
監督:レイナルド・マーカス・グリーン
出演:キングズリー・ベン=アディル、ラシャーナ・リンチ
脚本:テレンス・ウィンター、フランク・E・フラワーズ、ザック・ベイリン、レイナルド・マーカス・グリーン
配給:東和ピクチャーズ
©2024 PARAMOUNT PICTURES
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/BM_OneLove_JP