『モアナと伝説の海』続編の内容を特報映像などから考察 モトゥヌイの文化が鍵に?
ファーストルックでもう1点注目したいのは、右下に描かれているジンベエザメだ。頭やヒレの部分には、モトゥヌイの人々のタトゥーと似たような模様がある。前作でモアナ祖母タラがその死後エイに生まれ変わったことを考えると、このジンベエザメもまた、モアナの先祖なのかもしれない。
公式概要によると「モアナはマウイと新たなクルーたちとともに、観客を新たな航海へと連れ出す。道しるべとなる祖先からの予期せぬ呼びかけを受け、モアナはオセアニアの遠い海と長い間失われていた危険な海域へ、かつてない冒険の旅に出ることになる」とされている。これまでのハワイ周辺のポリネシアだけでなく、その西側に位置するオーストラリア周辺のオセアニアまでの広い海域が舞台となるようだ。
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前作の最後、モアナに率いられ「海の民」となったモトゥヌイの人々は、どんな生活を送っているのだろうか。あくまでもモトゥヌイ島を拠点にしつつ、さまざまな島を巡っているのだろうか。それとも完全に島から離れ、船を我が家として暮らしているのだろうか。個人的には前者の可能性のほうが高そうに思える。テ・フィティが心を取り戻し、世界に平和が訪れたことによって、島を侵食していた闇も消えていったので、島を手放す理由はない。さらにモアナたちの祖先が築いてきたモトゥヌイの文化や生活を失くしてしまう必要もないだろう。
まだまだ謎に包まれた『モアナ2』だが、アメリカでは11月27日の公開となる。日本公開日はまだ発表されていないが、それほど間を置かずに公開されることは期待できるだろう。それまでにどんな情報が解禁されるのか、そして本編の公開まで、首を長くして待つことになりそうだ。
■公開情報
『モアナ2(原題)』
11月27日全米公開(日本公開日未定)
監督:デイブ・デリック・ジュニア
音楽:アビゲイル・バーロウ、エミリー・ベアー、オペタイア・フォアイ、マーク・マンシーナ
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
原題:Moana 2
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