朝ドラ『ブギウギ』第19週「東京ブギウギ」を振り返る スズ子(趣里)がブギの女王に
毎週月曜日から金曜日に放送されているNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(土曜日は1週間の振り返り)。第87話から第91話までの第19週「東京ブギウギ」を振り返る。
第87話では、愛助(水上恒司)の死から3カ月が経過。スズ子(趣里)は愛子と共に前を向いてたくましく生きていた。新たな仕事のオファーが届き、再スタートというタイミングで、愛助の母・トミ(小雪)がやってくる。トミはスズ子の歌が好きであることを初めて明かし、スズ子が歌い続けることへの後押しをした。
第88話では、スズ子が羽鳥(草彅剛)に新曲をリクエスト。初めてのスズ子からの要求に羽鳥は喜ぶ。一方、スズ子は一人での子育てに知らず知らずのうちに疲弊していた。そんなスズ子を助けたのが、羽鳥の妻・麻里(市川実和子)。子育ての大変さを知る麻里は、スズ子がゆっくり眠れるように、家事の手伝いをする。
第89話では、スズ子の父・梅吉(柳葉敏郎)が高知からやってくる。スズ子は梅吉の相変わらずの軽口に呆れながらも元気をもらう。一方、羽鳥はスズ子から依頼された新曲のメロディを電車移動中にひらめく。
第90話では、「東京ブギウギ」誕生と収録の模様が描かれる。羽鳥が作った新しいリズムとメロディは、焼け跡から復興する日本の歩みと重なるものだった。スズ子をはじめ、周囲も楽曲の完成度に興奮。スズ子のマネージャーの山下(近藤芳正)は、楽曲の収録スタジオに米軍の将校を招こうと発案する。スズ子のパワフルな歌声に米兵たちも魅了されるのだった。
第91話では、第1話で描かれたシーンに到達。スズ子は「東京ブギウギ」のショーに向けて練習をしようとするものの、愛子の存在もあり思うように専念できない。そんなスズ子を助けたのは、りつ子(菊地凛子)だった。ショー本番、スズ子は圧巻のパフォーマンスで日本中を元気にする。
【写真】同じシーンでも少し違う? 第1話時よりりつ子(菊地凛子)