『SPY×FAMILY』アーニャと同じ声優とは思えない! 種﨑敦美が2024年も多作の大活躍
普段アニメをあまり観ない層にも大きくリーチした『SPY×FAMILY』『葬送のフリーレン』や、封切り当初はそれほどの大ヒットを期待されていなかった『鬼太郎誕生』、そして『葬送のフリーレン』と同じく連続2クール放送が事前に決まっていて、作品の質も高い後宮の謎解きミステリー『薬屋のひとりごと』など、アニメシーンのトレンドを独占する話題作に出演が続いている種﨑だが、2024年度のプリキュア最新作『わんだふるぷりきゅあ!』にも出演する。シリーズ初の犬が変身するプリキュアが登場するが、種﨑はその犬の飼い主にして、キュアフレンディに変身する中学2年の少女・犬飼いろは役を務める。
種﨑は昨年、全国で公開されたプリキュア20周年の記念作品『映画 プリキュアオールスターズF』で、プーカという妖精を演じたので、別キャラとはいえプリキュア作品は連続の出演だ。
『プリキュアオールスターズF』のプーカは、「プーカ!」としか言葉を発しない不思議なキャラクターだが、嬉しいとき、悲しいとき、ピンチのときに出す「プーカ」の声はその時々の感情表現に合わせたバリエーションに富んで、台詞が一種類であるにも関わらず単調な芝居にしてはない。さらに映画公開日までシークレットになっていたキャラクター、キュアプーカに変身を果たす美味しい役どころだった。
これから毎週日曜の朝は『わんだふるぷりきゅあ!』で、元気いっぱいな中学生の演技が楽しめるだろう。2024年も種﨑敦美の快進撃は、まだまだ続きそうだ。
■公開情報
『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』
全国公開中
原作・監修・キャラクター原案:遠藤達哉(集英社『少年ジャンプ+』連載)
出演:江口拓也、種﨑敦美、早見沙織、松田健一郎ほか
監督:片桐崇
脚本:大河内一楼
キャラクターデザイン:嶋田和晃
サブキャラクターデザイン:石田可奈
総作画監督:浅野恭司
音楽プロデュース:(K)NoW_NAME
音響監督:はたしょう二
アニメーションアドバイザー:古橋一浩
制作:WIT STUDIO×CloverWorks
配給:東宝
製作:「劇場版 SPY×FAMILY」製作委員会
©2023「劇場版 SPY×FAMILY」製作委員会 ©遠藤達哉/集英社