『ワンダフルデイズ』パク・ギュヨンに異変!? チャ・ウヌが恋人を奪われ切ない涙

『ワンダフルデイズ』パク・ギュヨンに異変!?

 チャ・ウヌ&パク・ギュヨン主演のラブコメ『ワンダフルデイズ』がU-NEXTにて独占配信中。本作は、キスをすると犬に変身する呪いをかけられたヒロインと、犬恐怖症の数学教師が繰り広げるファンタジーロマンチックコメディだ。

 これまでの物語では、ガラム高校を舞台に、キスをすると犬に変身する呪いをかけられた国語教師ハン・ヘナ(パク・ギュヨン)と、間違ってキスをされた数学教師チン・ソウォン(チャ・ウヌ)が惹かれ合いながらも、前世からの呪われた因縁に苦しむ様子が描かれた。本稿では、クライマックス直前にヘナとソウォンの2人に起きた悲しい出来事が描かれた第12話をご紹介したい。

 ヘナに呪いをかけたのは、韓国史教師ボギョム(イ・ヒョヌ)で、山の神であった彼が、ヘナの前世であるマクスンの罪を罰するために行ったことがわかった。ボギョムは、ヘナとソウォンの2人を苦しめるために、わざと2人を出会わせ恋に落ちるように仕向けていたのだ。さらに、愛し合う2人を引き裂くために、ヘナの記憶から“ソウォンを愛する想い”を消してしまう。

 ソウォンの記憶が消されるのだと思っていたヘナとソウォンは、記憶は消えても想いは消えないと確かめ合い、絆を強めていた。しかし、学校でヘナとソウォンがすれ違った時、ソウォンはヘナの様子がおかしいことに気づく。いつもなら、生徒の目を盗んで目配せをしたり、そっと体に触れたりするヘナが、なんの反応も見せずソウォンの横を通り過ぎていく。

 異変に気づいたソウォンは、「まさか……!」の形相でヘナに走りよる。「ヘナ先生! ご飯は食べましたか?」「観たがってた公演ですが、週末にどうですか?」と矢継ぎ早に聞くソウォン。しかし、ヘナの答えは「なぜ私が先生と?」と、ソウォンへの気持ちがすっかりと消えていた。「まさか、そんなはずない」というソウォンの眼差しに、冷たくなった心臓がバクバクとイヤな音を立てているのが聴こえてくるかのようだ。一方、ヘナに扮するパク・ギュヨンの他人を見るような、「恋」がすっぽりと抜け落ちている雰囲気もさすがだ。

 ソウォンは、「記憶をなくすのは僕だろ!」とボギョムを問い詰める。しかし、ボギョムは「どっちにしようと僕の勝手だ、記憶をなくしても平気なんだろ」とソウォンを挑発する。愕然とするソウォンは、ヘナが記憶を失くしたら「迷わずに距離を詰めるよ」とヘナに話したことを思い出していた。そして、ヘナがソウォンとの距離を詰めるときに使った言葉や、行動でヘナにアプローチをしていく。

 記憶を失くしたのは、ヘナだけでなく、ソウォンの甥ユル(ユン・ヒョンス)もだった。ユルは、ソウォンとヘナが付き合っていたことも、ヘナが犬だったこともすっかり忘れてしまっていた。これまでのことを覚えているのはソウォンだけに見えたが、前世の因縁の発端となった転校生ジア(キム・イギョン)も、ソウォンとヘナが付き合っていたことを覚えていた。ジアは、ボギョムがソウォンとヘナの仲を引き裂き、苦しめるのは、自分の前世に原因があると知り、前世を思い出そうとゆかりのある山へ出かけることに。

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