岡本多緒が特別ゲストとして登壇 『葬送のカーネーション』先行試写会に10組20名様ご招待

『葬送のカーネーション』先行試写会ご招待

 ベキル・ビュルビュル監督作『葬送のカーネーション』が2024年1月12日に公開される。

 第28回テトゥアン地中海映画祭でグランプリ、第27回ソフィア国際映画祭で審査員特別賞を受賞した本作は、荒涼とした冬景色のトルコ南東部を舞台に、亡き妻を葬るため、棺を背負い歩き続ける老人と孫娘の姿が描いた現代社会の寓話。

 荒涼とした冬景色のトルコ南東部。少女ハリメは、祖父のムサが約束を交わしたという亡き祖母の遺体を故郷の地に埋葬するため、祖父と棺とともに旅をしている。紛争の続く場所へ帰りたくないハリメだったが、親を亡くし、仕方なく一緒に歩く。ハリメたちは、旅で出会う様々な人たちから、まるで神の啓示のような“生きる言葉”を授かりながら進んでいく。

 本作の舞台は、冬景色のトルコ南東部。孫娘ハリメを演じるのは、本作が初の演技経験となった、シリアで生まれ戦争のためトルコに移住したシャム・シェリット・ゼイダン。年老いたムサを演じるのは、トルコで映画、舞台、テレビドラマで活動する俳優のデミル・パルスジャン。ビュルビュル監督は小津安二郎を敬愛し、本作で描かれている「死と旅」というテーマも、数々の小津映画から受け継いだレガシーだと語っている。

 リアルサウンド映画部では、12月19日にシネアーツ試写室で開催される『葬送のカーネーション』スペシャルトーク付き先行試写会に10組20名様をご招待。映画上映後にはトークイベントに“TAO”名義でスーパーモデルとして世界中で活躍し、『ウルヴァリン:SAMURAI』などハリウッド映画にも複数出演した後、本年より日本に拠点を戻し、“岡本多緒”として新たなキャリアを再スタートさせた岡本が登壇。岡本は女優やクリエイターとして活躍する一方で、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の定期支援者として活動を行い、世界に向けて発信を続けている。個人としてもチベット難民を義理の母に持つ岡本は、“それでも故郷へ還りたい”と願う難民の真情を描いた本作に深く感銘。今回のイベントへの登壇が決定した。

『葬送のカーネーション』スペシャルトーク付き先行試写会概要

日程:12月19日(火)
時間:開場18:15/開演18:30〜20:50終了予定
※本編上映は18:30~20:20予定
場所:シネアーツ試写室(〒162-0845 新宿区市谷本村町2番5号 AD市ヶ谷ビル B1F)
トークイベント登壇:岡本多緒

〈コロナに関する注意事項〉
・ご来場前に、検温など体調管理のご協力をお願いいたします。
・37.5度以上の発熱、咳などの症状がある場合は、体調を最優先いただき、ご来場を控えていただきますようお願いいたします。
・整列時や入退場時のソーシャルディスタンスの確保など、感染予防および拡散防止に可能な限りご配慮ください。
・安全の確保やその他の都合により、止むを得ず試写会を中止にする場合があります。その場合、交通費や宿泊費等の補償はいたしません。

応募方法

リアルサウンド映画部の公式Twitterをフォロー&該当ツイートをRTのみ。
※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。

<リアルサウンド映画部 公式Twitter>
https://twitter.com/realsound_m

<応募締め切り>
12月13日(水)

■公開情報
『葬送のカーネーション』
2024年1月12日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、恵比寿ガーデンシネマほかにて全国順次公開
監督 : ベキル・ビュルビュル
脚本 : ビュシュラ・ビュルビュル、ベキル・ビュルビュル
出演:シャム・シェリット・ゼイダン、デミル・パルスジャン
海外セールス:Alpha Violet
配給:ラビットハウス
協賛:トルコ文化観光省/トルコ国営放送局
2022/トルコ・ベルギー/トルコ語・アラビア語/16:9/5.1ch/カラー/103分
©FilmCode
公式サイト: https://cloves-carnations.com
公式X(旧Twitter):@masuda8251

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