『劇場版 君と世界が終わる日に』主題歌は菅田将暉 竹内涼真「感謝の気持ちでいっぱい」
2024年1月26日に全国公開される『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』の主題歌が菅田将暉の「谺(こだま)する」に決定し、あわせて最新予告が公開された。
2021年1月に日本テレビとHulu共同製作ドラマとして、日本テレビ系にてSeason1の放送がスタートした竹内涼真主演の『君と世界が終わる日に』。ゴーレムウィルスという嚙まれたら化け物になってしまう“謎の感染症”によって突然日常を奪われた人々のサバイバルと人間ドラマを描く本シリーズは、地上波ゴールデン帯連続ドラマでは初となる“本格ゾンビ作品”として注目が集まった。その後も、Season2〜4までが動画配信サービスHuluにて独占配信。Huluオリジナルドラマとして初の映画化となる本作では、シリーズを通して壮絶な人生を歩んできた主人公・間宮響の最後にして最大の戦いが描かれる。
日本は、突如として“ゴーレム(=ゾンビ)”と呼ばれる生き血を求めて人間を食らう恐ろしい化け物に支配された。間宮(竹内涼真)は、この事態に戸惑いながらも愛する恋人・小笠原来美(中条あやみ)を守るため、そこで出会う仲間たちと前を向きながら戦ってきた。死と隣り合わせの壮絶な終末世界を極限状態で生き延びてきた2人だったが、Season3では来美がゴーレムウィルスに感染し亡くなってしまうという衝撃の展開を迎える。来美の死の間際、2人の間にたったひとりの愛娘・ミライが産まれるも、何者かに奪われ連れ去られてしまう。ミライを探し、絶望の淵を彷徨い続ける響。滅びゆく世界で闇落ちしていく響にたった一つ残された希望は、“ユートピア”と呼ばれる人類最後の希望の都市だった。そこには特権階級が区分けされた2棟の高層タワーがそびえ立ち、一方は上層階級の人々が住むタワー。そして、もう一方の“研究タワー”最上階では人類の存亡をかけたゴーレムウィルスに対するワクチン(治療薬)の開発が行われていた。そこには、響の最愛の娘であり、ゴーレムウィルスの抗体を持った来美の血を引くミライが、抗体ワクチン用の研究材料として捕らえられていたのだった。ミライを救うため、響は研究タワーを登ろうとするが、そこには想像を絶する数々の試練が待ち受けていたーー。
本作の主題歌が、菅田が本作のために書き下ろした楽曲「谺する」に決定。菅田は2021年に地上波で放送された『君と世界が終わる日に』Season1の主題歌「星を仰ぐ」を担当しており、放送終了から3年の月日を経て、劇場版で再タッグを組むことになった。
本作のエンドロールで流れる主題歌は、“これまでシリーズを背負ってきた響ないしは竹内の集大成に贈る歌になるように作ってほしい”との製作陣からの依頼を受け、楽曲作成へと勤しんだ菅田が“製作スタッフの想いをそのまま表現したい”という気持ちで書き下ろした。Season1の主題歌は、世界が一変したとき大切な人に向ける想いを歌い上げたバラード曲だったが、本作の主題歌「谺する」では印象を変え、ダイナミックなギター音がメインのアップテンポな楽曲に。楽曲のプロデュースにも関わった菅田は、「(響の)"果てしない愛情"に対し、その想いが世界中に谺してくれという願いと共に、強く抱きしめたい気持ちにかられ主題歌を作りました。どうか、映画と共にスクリーンから飛び出して、心という心に降り注いでくれ」とコメントした。
曲を聞いた竹内は「菅田くんが主題歌をやってくれると聞いた時、僕の暴れていた感情が纏まったような気がしました。ゴールに菅田くんの歌が待っているなら、思いっきりラストへスタートを切ってみようと。そしてクランクアップをして完成した曲を聴いた時、この『谺する』という曲に思いっきり抱きしめられたような気がして、今まで本気で向き合ってきて良かったなと思いました。菅田くんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。また、楽曲製作依頼をした鈴木亜希乃プロデューサーも「響に贈る最後の歌。主題歌のイメージがそう浮かんだ時、それに見合う方はSeason1でも主題歌を担当してくださった菅田将暉さんしか思い浮かびませんでした。きみセカの世界を深く理解し、“響の最期”というキーワードで、菅田さんがここまで熱く響く楽曲を作ってくださり感無量です」と思いを述べた。
あわせて公開された最新予告では、菅田による主題歌「谺する」と本編映像が盛り込まれた内容に。響(竹内涼真)と来美(中条あやみ)が、幸せそうに将来のことを語り合う姿から、ウィルスの世界崩壊により人類は滅亡の一途をたどることとなる様子も。ワクチンの研究材料として娘・ミライも奪われてしまった響は、最後の戦いへ挑む決意をする。
また、映画の公開を記念して、Season1~Season4の物語をイッキ見できる、年末の地上波ダイジェスト放送が決定。 Season2~4を含め連続4日間にわたり地上波放送される。
コメント
菅田将暉(主題歌)
どうしようもない悲しみが降り注ぎ、涙、鼻水、血液、乾く暇もなく何度も地面に叩きつけられては、それでも生きていくしかない主人公“間宮響"。そのバイタリティの根源にある"果てしない愛情"に対し、その想いが世界中に谺してくれという願いと共に、強く抱きしめたい気持ちにかられ主題歌を作りました。どうか、映画と共にスクリーンから飛び出して、心という心に降り注いでくれ。
竹内涼真(間宮響役)
劇場版 『君と世界が終わる日に』クランクイン前、約4年続けてきた間宮響という役が一つ終わりを迎える事でいろいろ考える事がたくさんありました。孤独、喜び、期待、不安など、挙げきれないほどの感情が湧き上がって、そんな中、菅田くんが主題歌をやってくれると聞いた時、僕の暴れていた感情が、纏まったような気がしました。ゴールに菅田くんの歌が待っているなら、思いっきりラストへスタートを切ってみようと。そしてクランクアップをして完成した曲を聴いた時、この「谺する」という曲に思いっきり抱きしめられたような気がして、今まで本気で向き合ってきて良かったなと思いました。菅田くんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 これから、この「谺する」という曲が映画とどうシンクロしていくのか楽しみで仕方がありません。どうか沢山の方に届きますように。
鈴木亜希乃(プロデューサー)
Season1から劇場版まで、響には本当に辛い出来事を課してきました。この過酷な世界で生きていくとはどういうことなのか、響という存在を通して皆さんに問いかけたかったからです。しかしシーズンを増すごとに、より辛いことが重なり……劇場版の大枠のストーリーが出来上がった後、菅原監督と共に、「無性に響に“おつかれさま”って言いたいね」という話をしました。響に贈る最後の歌。主題歌のイメージがそう浮かんだ時、それに見合う方は Season1でも主題歌を担当してくださった菅田将暉さんしか思い浮かびませんでした。きみセカの世界を深く理解し、それを音楽に落とし込んでくれる方。“響の最期”というキーワードで、菅田さんがここまで熱く響く楽曲を作ってくださり感無量です。是非、劇場でお聴きいただければ幸いです。
■公開情報
『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』
2024年1月26日(金)より公開
出演:竹内涼真、高橋文哉、堀田真由、板垣李光人、窪塚愛流、橘優輝、黒羽麻璃央、吉柳咲良、須賀健太、味方良介、吉田鋼太郎
監督:菅原伸太郎
脚本:丑尾健太郎
主題歌:菅田将暉「谺する」(Sony Music Labels Inc.)
配給:東宝
製作プロダクション:日テレ、アックスオン
©︎2024「君と世界が終わる日に」製作委員会
公式サイト:https://kimiseka-final.jp
公式X(旧Twitter):@kimiseka_ntv
公式Instagram:@kimiseka_ntv
公式Tiktok:@kimiseka_hulu
■放送情報
映画公開記念4夜連続ドラマ『君と世界が終わる日に』一挙放送
日本テレビにて放送 ※関東ローカル
第1夜(Season1):12月23日(土)25:25〜26:25
第2夜(Season2):12月24日(日)26:15〜27:15
第3夜(Season3):12月25日(月)26:29〜27:29
第4夜(Season4&映画情報):12月26日(火)25:59〜26:59
※放送日時・内容は予告なく変更になる場合あり