ジェイソン・ブラム、『エクソシスト』新作のデヴィッド・ゴードン・グリーン監督を大絶賛

ジェイソン・ブラムが『エクソシスト』を語る

 12月1日に公開される映画『エクソシスト 信じる者』の製作を手がけたジェイソン・ブラムのコメントが到着した。

 1974年に日本公開されたウィリアム・フリードキン監督によるホラー映画の金字塔『エクソシスト』。一人の少女とその母親が体験する戦慄の恐怖を描き、全世界に一大ムーブメント巻き起こした。あれから50年、本作では、悪魔に憑りつかれた2人の少女が呼び覚ます新たな恐怖を描く。

 監督を務めたのは、2018年に公開された『ハロウィン』シリーズのデヴィッド・ゴードン・グリーン。『ハロウィン』や『透明人間』、『M3GAN/ミーガン』を手がけたブラムハウス・プロダクションズのブラムが製作を手がけた。

 本作の製作を手がけたブラムは本作を作り上げていくうえでグリーン監督を起用したことに対し、「『ハロウィン』シリーズの製作をデヴィッドに依頼したら、すばらしい3部作を世に送り出してくれた。だから『エクソシスト』新章の監督を探すにあたって、デヴィッドは第1候補だった。彼とは過去の作品で既に強力なパートナーシップを築いていたからね。あのすばらしい名作のレガシーを継ぐ、というコンセプトにひるまない監督が欲しかったんだ。デヴィッドは先見の明を持つ人材だからね。僕が楽しみにしていたのは、この物語が彼の目を通してどのように語られるかという点だった」と語り、監督への信頼を寄せつつリスペクトを送っている。

 また、『ハロウィン』と『エクソシスト』の2作品の恐怖の違いについては、「マイケル・マイヤーズは恐ろしいよ。彼は人間性が欠如していて、人間離れした能力と道理に欠けた残忍性を持ち合わせている。しかし、『エクソシスト』の悪魔はこの世のものではない。その法則性が見えにくいから、想像を絶する邪悪な力をもたらすこともできる」と両作品各々にしか持ち合わせないオリジナリティあふれる恐ろしさを語った。『エクソシスト 信じる者』に関して、グリーン監督は作品づくりの焦点は、不可解な出来事が物語の中心人物にどのような影響を与えるかを劇的かつ情緒的に描くことにあったと断言しており、「常に劇的なルーツに目を向けているし、共感を覚えるキャラクターや自分を重ね合わせることができる状況を求めている。本作では驚異の出来事を描いているけど、それをどのように説明し理解できるか、常に現実的な視点を忘れないように心がけた」と製作のこだわりを語る。その結果、ブラムいわく「観客を虜にするドラマチックでダークで恐ろしい」作品が完成したようだ。

 なお本作は、通常の上映に加えて、IMAX、Dolby Cinemaでの上映も決定している。

■公開情報
『エクソシスト 信じる者』
12月1日(金)全国ロードショー
監督・脚本:デヴィッド・ゴードン・グリーン
製作:ジェイソン・ブラム
製作総指揮:ダニー・マクブライド
出演:レスリー・オドム・Jr.、アン・ダウド、ジェニファー・ネトルズ、ノーバート・レオ・バッツ、リディア・ジュエット、オリヴィア・マーカム、エレン・バースティン
日本語吹替版キャスト:諏訪部順一、佐倉綾音、鬼頭明里、竹村叔子、小林ゆう、仲野裕、仲村かおり、三木眞一郎、戸田恵子
配給:東宝東和
©Universal Studios. All Rights Reserved.
公式サイト:exorcist-believer.jp
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/uni_horror

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