『余命10年』地上波初放送に向けて小松菜奈、坂口健太郎、藤井道人監督からコメント到着

『余命10年』放送に向けてコメント到着

 10月20日21時より日本テレビ系『金曜ロードショー』で放送される『余命10年』。W主演を務めた小松菜奈と坂口健太郎、監督の藤井道人から放送に向けてコメントが到着した。

 本作は、小坂流加による同名小説を映像化した恋愛映画。『新聞記者』『ヤクザと家族 The Family』の藤井が監督を務め、RADWIMPSが実写映画で初めて劇伴を手がけた。20歳で難病を発症し、余命10年となった茉莉役を小松、茉莉と恋に落ち、その運命を大きく変える和人を坂口が演じる。

 数万人に一人という不治の病で余命が10年であることを知った20歳の茉莉(小松菜奈)。彼女は生きることに執着しないよう、恋だけはしないと心に決めて生きていた。そんなとき、同窓会で再会したのは、かつて同級生だった和人(坂口健太郎)。別々の人生を歩んでいた2人は、この出会いをきっかけに急接近することに。もう会ってはいけないと思いながら、自らが病に侵されていることを隠して、どこにでもいる男女のように和人と楽しい時を重ねてしまう茉莉。「これ以上カズくんといたら、死ぬのが怖くなる」。思い出の数が増えるたびに失われていく残された時間。2人が最後に選んだ道とは。

 茉莉を演じた小松は「時間は無限ではない、あなたにとっての「幸せ」とは何か考えてもらえる時間になったらいいなと思います。1人でも多くの人の心に届きますように。よろしくお願いします」、和人を演じた坂口は「和人として、時に道を踏み外しかけながらも、茉莉を見つめ続け、思い続けた一年でした。1人でも多くの方々に彼女の生き様を見届けていただき、2人の瞬間が心に残り続けてくれるとうれしいです」とそれぞれコメント。藤井監督は「小松さん、坂口くんはじめ、原作の小坂流加さんのご家族の皆さま、最高のキャスト、スタッフで丁寧に作り上げた作品です。皆さまにとっても、心に残る映画になることを祈っています」と思いを述べた。

コメント

小松菜奈

©Stardust Promotion, Inc.

私の中でずっと色褪せずに人生と共に残っていく大切な作品『余命10年』を金曜ロードショーで放映していただける事を心よりうれしく思います! 一年という時間をかけて沢山の思いを抱きながら向き合い続けた時間。作られた世界かもしれないけど、私達は確かにそこに存在し生きていました。私は茉莉を通して色んな事を教えて貰い、自分の人生をどう生きたいか見つめ直す事ができました。そして、残された者の気持ちに丁寧に優しく寄り添い、美しき四季と共鳴し合ってる世界観も楽しんでいただきたいです。時間は無限ではない、あなたにとっての「幸せ」とは何か考えてもらえる時間になったらいいなと思います。
1人でも多くの人の心に届きますように。よろしくお願いします。

坂口健太郎

撮影/今城純

『余命10年』がこの度、金曜ロードショーで放送されること、本当にうれしく思います。この作品は、余命を背負った女性が、最後まで生き抜く作品です。和人として、時に道を踏み外しかけながらも、茉莉を見つめ続け、思い続けた一年でした。1人でも多くの方々に彼女の生き様を見届けていただき、2人の瞬間が心に残り続けてくれるとうれしいです。

藤井道人監督

©後藤武浩

『余命10年』が幼い頃から観ていた金曜ロードショーで放送されること、心からうれしく思っています。仲間たちとコロナ禍で四季を追い続けた、とても思い出深い映画です。小松さん、坂口くんはじめ、原作の小坂流加さんのご家族の皆さま、最高のキャスト、スタッフで丁寧に作り上げた作品です。皆さまにとっても、心に残る映画になることを祈っています。

■放送情報
『余命10年』
日本テレビ系にて、10月20日(金)21:00~23:14放送 ※放送枠20分拡大
出演:小松菜奈、坂口健太郎、山田裕貴、奈緒、井口理、黒木華、田中哲司、原日出子、リリー・フランキー、松重豊
原作:小坂流加『余命10年』(文芸社文庫NEO刊)
監督:藤井道人
脚本:岡田惠和、渡邉真子
音楽・主題歌:RADWIMPS「うるうびと」
©2022映画「余命10年」製作委員会

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