サスペンスはバカリズムの十八番? SPドラマ『侵入者たちの晩餐』は超豪華共演陣にも期待

『侵入者たちの晩餐』は共演陣にも期待

 バカリズムが脚本を手がけるSPドラマ『侵入者たちの晩餐』が、2024年の新春に放送されることが決定した。本作の制作には、1月期に大きな話題となったドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)のチームが再集結。主演は菊地凛子が務める。

 『ブラッシュアップライフ』は、安藤サクラが演じるヒロイン・近藤麻美が人生をゼロからもう一度やり直すタイムリープヒューマンコメディ。同作はこれまで、ContentAsia Awards 2023の3部門、第39回ATP賞テレビグランプリ(総務大臣賞&優秀賞)を受賞。第5回アジアコンテンツ&グローバルOTTアワードで脚本賞にノミネートされ、バカリズム本人が韓国・釜山で開催された授賞式に出席した。

 ゆるくて淡々としているのに、綿密に練られた展開。そして主演の安藤のほかにも、夏帆、木南晴夏、水川あさみ、三浦透子、松坂桃李ら豪華な俳優陣が出演し、視聴者を驚かせたこの作品は大きな話題になり、バカリズムも参加した授賞式にて「たくさんの方から“『ブラッシュアップライフ』観たよ!”と声をかけていただいて反響を感じます」とコメントしている(※)。

バカリズム脚本×菊地凛子主演 『ブラッシュアップライフ』制作陣によるSPドラマ新春放送へ

10月8日に韓国・釜山で授賞式が開催された第5回アジアコンテンツ&グローバルOTTアワード、1月期日曜ドラマ『ブラッシュアップラ…

 そんなバカリズムの新作ドラマは、なんとサスペンス。『ブラッシュアップライフ』にも見られた、結末が気になったり、予想を裏切ったりするストーリー構成は、確かにサスペンスと相性が良い。またバカリズムは、井浦新とW主演を務めたWOWOWオリジナルドラマ『殺意の道程』で、笑いと緊張感を織り交ぜた“サスペンスコメディ”という新境地を切り開いている。

 本作がバカリズムと『ブラッシュアップライフ』の制作チームによってどんな物語に仕上がっていくのか、今から期待が高まる。だが、一筋縄ではいかないのがバカリズムの魅力でもある。バカリズムは、現在執筆中という脚本について、「入り口はサスペンスです。一応サスペンスのつもりでは書いてますけど、ちょっとどうなるかまだ分かんないですね」と早くも気になるコメントを寄せている。

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