トム・ヒドルストンのオーディション映像も 『ロキ』12年の軌跡をおさらいする特別映像

『ロキ』12年の軌跡をおさらいする特別映像

 10月6日よりディズニープラスで日米独占配信されるマーベル・スタジオのオリジナルドラマシリーズ『ロキ』シーズン2。12年の“ロキの軌跡”をおさらいする特別映像が公開された。

 『マイティ・ソー』シリーズや『アベンジャーズ/エンドゲーム』など数多くのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品に登場してきた“裏切り王子”ロキ(トム・ヒドルストン)の姿を描く本作。シーズン1では、時空を超えたロキが“時間の流れを守っている”組織TVA(時間変異取締局)に捕まり、“世界の時間”を修復するミッションに協力させられる姿が描かれた。

 シーズン2では、ロキの身に謎の“タイムスリップ現象”が起こり、「時間に引きずり込まれ、過去と現在を行き来する」という非常事態が勃発する。ロキは“破滅”を避けるべく、シーズン1でも相棒として活躍したTVAのエージェントのメビウス(オーウェン・ウィルソン)と共に解決の糸口を探っていく。

ドラマ『ロキ』シーズン2 特別映像

 公開された特別映像では、ロキ役のトム・ヒドルストンやMCU全作品のプロデューサーのケヴィン・ファイギのコメントやオーディション映像をはじめ、“ロキ”誕生からの12年の軌跡をおさらい。自信たっぷりな表情から、何かを企む怪しげな笑顔、物思いにふける哀愁溢れる表情まで、ロキの多彩な面が映し出される。

 初登場を果たした『マイティ・ソー』撮影当時、初めてロキの特徴的な角の冠と緑のマントを身に纏ったシーンでは、「最高です。今日初めてこの衣装に袖を通したんです。着ているだけでパワーが湧いてきそうです」と興奮を隠し切れない様子が記録されている。

 マーベル・スタジオ社長のファイギは当時を振り返り、「ロキがMCUに登場してから10年以上が経つ。初日からみんなの心を奪い、MCUの最も愛されるキャラクターの一人になったんだ」と語る。ヒドルストンも、「『マイティ・ソー』の最初のオーディションは、今でもはっきり覚えている」と歴史に思いを馳せつつ、「ロキの好きなところはその振り幅の広さ。お茶目な時もあれば、荒々しい時もある」とその多面的な魅力を告白。

 12年の歴史の中で、映画作品6本に登場したロキ。ここまでの人気キャラクターになったことについてファイギは、「ロキがこんなにも愛されるようになったのはトム・ヒドルストンのおかげだ」とヒドルストンを賞賛。そして「だからこそロキのシリーズを作りたかったんだ」と語り、描き切れていない魅力を届けるために、ヴィランが主人公を務めるというMCU初の試みに挑んだことを明かした。

 シーズン2についてヒドルストンは「今回はさらに限界を超え、ロキのトリックのレパートリーを増やす。次のステージにいけるのは興奮するし、刺激的だ」とコメント。製作総指揮を務めるケヴィン・ライトは、「視聴者の皆さんがこの世界に引き込まれてくれて嬉しいです。シーズン2はさらに『ロキ』の世界を拡大させる」と新たなロキの物語に自信を覗かせた。

■配信情報
『ロキ』シーズン2
ディズニープラスにて、10月6日(金)独占配信
©︎2023 Marvel

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