ギャスパー・ノエ監督×ダリオ・アルジェント主演 『VORTEX ヴォルテックス』12月公開へ
ギャスパー・ノエ監督最新作『Vortex(原題)』が、『VORTEX ヴォルテックス』の邦題で12月8日に劇場公開されることが決定。あわせて予告編と日本オリジナルポスタービジュアルが公開された。
本作は、『アレックス』や『CLIMAX クライマックス』など過激な作風が特徴だったノエ監督が、“暴力”と“セックス”を封印し、“病”と“死”をテーマに、「人はどう死んでいくのか?」という現実を真正面から描いたホラー映画。全編スプリットスクリーンで描かれており、画面分割によって、老夫婦の日常が同時進行で映し出されていく。
作家である夫と元精神科医で認知症を患う妻。離れて暮らす息子は2人を心配しながらも、家を訪れ金を無心する。心臓に持病を抱える夫は、日に日に重くなる妻の認知症に悩まされ、やがて、日常生活に支障をきたすようになる。そして、2人に人生最期の時が近づいていた……。
主演を務めたのは、80歳にして初主演を果たした『サスペリア』『ダークグラス』などの映画監督のダリオ・アルジェントと、『ママと娼婦』の娼婦役で映画デビューを飾ったフランソワーズ・ルブラン。
本作を象徴するスプリットスクリーンのシーンが盛り込まれた予告編では、心臓病を患う夫(ダリオ・アルジェント)と認知症が進行する妻(フランソワーズ・ルブラン)、2人と離れて暮らす息子(アレックス・ルッツ)の姿が映し出されている。
ポスタービジュアルは、薔薇が敷き詰められ、まるで棺桶を連想させるような枠の中で瞳を閉じる夫と、妻の姿が切り取られたもの。「人生は、夢の中の夢」という意味深なキャッチコピーも添えられている。
また、本作のオリジナルポストカード付き特別鑑賞券が数量限定で9月29日に発売されることが決定した。
■公開情報
『VORTEX ヴォルテックス』
12月8日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
監督・脚本:ギャスパー・ノエ
出演:ダリオ・アルジェント、フランソワーズ・ルブラン、アレックス・ルッツ
提供:キングレコード、シンカ
配給:シンカ
2021年/フランス/フランス語、イタリア語/148分/カラー/スコープサイズ/5.1ch/原題:Vortex/字幕翻訳:横井和子
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