岡山天音が狂気的なまでに笑いを追い求める 『笑いのカイブツ』予告&ティザービジュアル

『笑いのカイブツ』30秒予告&ポスター

 2024年1月5日に公開される岡山天音主演映画『笑いのカイブツ』の30秒予告とティザービジュアルが公開された。

 本作は、Web連載媒体cakesで連載され、その後書籍化された“伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキの類まれな半生を描いた同名私小説を映画化する人間ドラマ。小説の著者であり、笑いに人生を懸けた主人公のツチヤタカユキを、本作が単独主演映画2本目となる岡山が演じる。監督を務めたのは、『鈴木先生』(テレビ東京系)や『女はそれを許さない』(TBS系)、『ポイズンドーター・ホーリーマザー』(WOWOW)など数多くのドラマの演出を務め、本作が映画監督デビュー作となる滝本憲吾。

 15歳から6年もの間、一心不乱に大喜利番組に投稿し続けたツチヤ(岡山天音)は、念願かなってお笑い劇場の作家見習いになる。しかし、純粋に笑いだけを追求するだけでは生きていけない大人の社会に負けてしまう。その後、ラジオ番組への投稿が注目を集め“伝説のハガキ職人”となったツチヤは、尊敬する芸人から声をかけられ大阪から上京。必死に馴染もうとするが……。

 仲野太賀が、ツチヤの才能を見出し、東京へと呼び寄せる人気芸人ベーコンズの西寺。菅田将暉が、大阪で出会い、全く異なる境遇ながらツチヤと意気投合するキーパーソンのピンク。松本洋平が、ツチヤが想いを寄せるヒロインのミカコ。片岡礼子が、不器用な息子を心配しながらも信じ続けるツチヤのおかん。前原滉が、べーコンズが出演する人気ラジオ番組の放送作家の氏家。板橋駿谷が、べーコンズ西寺の相方の水木をそれぞれ演じる。

映画『笑いのカイブツ』30秒予告

 公開された30秒予告では、ラジオや大喜利番組へネタを投稿し続け、“伝説のハガキ職人”と呼ばれるほど「笑い」にのめり込んだツチヤがネタ投稿に対する強いこだわりを見せる場面から始まる。そして、スマホの画面に映る「人間関係不得意」の文字や、作家見習いとなったお笑い劇場での仲間との決裂、感情を爆発させるツチヤの姿なども確認できる。

 公開されたティザービジュアルは、鋭い目つきのツチヤの姿が切り取られ、「おもろいだけが、正しいんや」というキャッチコピーが配置されている。そして、その背景には、人気芸人ベーコンズの西寺(仲野太賀)や、相方の水木(板橋駿谷)、ピンク(菅田将暉)、ヒロインのミカコ(松本穂香)の姿に加えて、ネタ帳や書き殴りのメモなども確認できる。

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■公開情報
『笑いのカイブツ』
2024年1月5日(金)テアトル新宿ほか全国ロードショー
出演:岡山天音、片岡礼子、松本穂香、前原滉、板橋駿谷、淡梨、前田旺志郎、管勇毅、松角洋平、菅田将暉、仲野太賀
監督:滝本憲吾
原作:ツチヤタカユキ『笑いのカイブツ』(文春文庫刊)
脚本:滝本憲吾、足立紳、山口智之、成宏基
エグゼクティブプロデューサー:成宏基 プロデューサー:前原美野里
音楽:村山☆潤
撮影:鎌苅洋一
照明:神野宏賢、秋山恵二郎
美術:安藤秀敏、菊地実幸
装飾:岩井健志 
録音:齋藤泰陽、藤本賢一 
衣裳:馬場恭子 
ヘアメイク:楮山理恵 
編集:村上雅樹 
助監督:齊藤勇起 
制作担当:後藤一郎 
宣伝写真:三宅英文 
企画・制作・プロデュース:アニモプロデュース 
企画協力:文藝春秋 
製作:『笑いのカイブツ』製作委員会 
配給:ショウゲート、アニモプロデュース  宣伝協力:SUNDAE
©︎2023『笑いのカイブツ』製作委員会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)、独立行政法人日本芸術文化振興会
2023年/日本/アメリカンビスタ/5.1ch/カラー/116分
公式サイト:sundae-films.com/warai-kaibutsu

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