ジャン＝リュック・ゴダール監督作『軽蔑』4Kレストア版、11月3日公開　ポスター＆予告編も

　ジャン＝リュック・ゴダール監督作『軽蔑 60周年4Kレストア版』が、11月3日よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開されることが決定した。

　カプリ島を舞台に、作家ポールとその妻カミーユの悲劇的なロマンスを描く本作。ポールの美しき妻カミーユ役でブリジット・バルドー、作家ポール役でミシェル・ピコリが主演を務めた。また、ジャック・パランス、ジョルジア・モール、そして映画監督のフリッツ・ラングが本人役で出演している。

　60周年を記念した4Kレストアには220時間を要し、色彩や照明のずれなど、時間の経過に伴う欠陥が補正された。レストア版は、第76回カンヌ国際映画祭クラシック部門にて上映された。

　あわせて、ポスタービジュアルと予告編が公開。ポスターは、『地獄の黙示録 ファイナル・カット版』などのオルタナティブポスターの制作で知られるベルギーのアーティスト、ローラン・デュリューによるもの。陽光降り注ぐ部屋のソファに寝転ぶカミーユの姿が写し出されている。

　予告編には、ドラマチックな音楽とともに、なすすべなく変化していくポール（ミシェル・ピコリ）とカミーユ（ブリジット・バルドー）の関係が捉えられている。

■公開情報
『軽蔑 60周年4Kレストア版』
11月3日（金・祝）より公開
監督：ジャン＝リュック・ゴダール
原作：アルベルト・モラヴィア
出演：ブリジット・バルドー、ミシェル・ピコリ、ジャック・パランス、ジョルジア・モール、フリッツ・ラング
配給：ファインフィルムズ
1963／フランス／カラー／フランス語、イタリア語、英語、ドイツ語／104分
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