『真夏のシンデレラ』育った環境や職業観が恋愛に影響? 夏海、健人、匠らの価値観の違い

『真夏のシンデレラ』恋愛と価値観の違い

愛梨(吉川愛)

 美容室でアシスタントとして働いており、スタイリスト試験を受けている最中。守(白濱亜嵐)が自分の学歴や職歴を気にしていたときに、「大学とか司法試験とか、どうでもいい」と話しており、きちんと相手の内面を見ている模様。だが第1話では「次は高学歴いってみようかな」とマッチングアプリを使っており、それが守らとの出会いでもあったので、全く関心がないわけではなさそうだ。

守(白濱亜嵐)

 序盤では「東大」を売りにしていたが、実は東横大であることを修(萩原利久)にバラされてしまう。司法試験に落ち続けて親にも愛想をつかされていたが、愛梨(吉川愛)のために本腰を入れて勉強を再開することを決意する。

修(萩原利久)

 東大卒からの初期研修医という絵にかいたようなエリート。不器用でひどく口が悪いが、試験には今まで一度も落ちたことがないという。同業者である宗佑(水上恒司)のことを医者として「どう見ても出世コースじゃなさそう」と話すなど、自身はキャリア志向のようだ。「母親がいないと、やっぱあんな子供に育つのか」などと夏海のところの家庭環境を揶揄するようなことまで言ってしまう。

 家庭環境の違いがとりわけ分かりやすく描かれるのは、主人公の夏海と健人(間宮祥太朗)だろう。夏海は「住む世界の違い」に壁を感じているが、健人は夏海が自分にはないものを持っていることに惹かれているようにも見える。夏海が今の環境を打破し、健人に感じる壁を取っ払うことができれば2人は真っ直ぐ支え合う良きパートナーとなれそうだ。

 さらに気になるのは、愛梨と守と修を取り巻く三角関係。守が司法試験合格に向けて動き出したことや、修がきちんと愛梨に謝罪するなどそれぞれの心境に変化があったことから、愛梨がどちらを選ぶのかに注目したい。学歴とツンデレぶりでは修が一歩リードしているが、まだ守にもチャンスがあるだろう。誰が一番にカップルになるのかも気にかけつつ、みんなの恋を応援したい。

■放送情報
『真夏のシンデレラ』
フジテレビ系にて、毎週月曜21:00~21:54放送
出演:森七菜、間宮祥太朗、神尾楓珠、吉川愛、萩原利久、白濱亜嵐、仁村紗和、水上恒司、大西利空、森崎ウィン、桜井ユキ(友情出演)、山口智充ほか
脚本:市東さやか
演出・監督:田中亮
プロデュース:中野利幸
音楽:末廣健一郎、MAYUKO
主題歌:緑黄色社会「サマータイムシンデレラ」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
制作・著作:フジテレビジョン
©︎フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/natsu_cin/
公式Twitter:@natsu_cin
公式Instagram:@natsu_cin
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公式Twitter裏アカウント:@amigo_natsu_cin

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