『ハンガー・ゲーム』前日譚、今冬公開決定 レイチェル・ゼグラーら登場の特報映像も
『ハンガー・ゲーム』シリーズ最新作『The Hunger Games: The Ballad of Songbirds and Snakes』が、『ハンガー・ゲーム0』の邦題で今冬に公開されることが決定。あわせて特報映像とティザービジュアルが公開された。
全世界累計発行部数1億部を突破した同名ベストセラー小説を映画化し、全世界の累計興行収入は4200億円を記録した『ハンガー・ゲーム』シリーズ。反乱を起こした12の地区を戒めるため、毎年各地区から少年少女が1名ずつ選ばれ、最後の1人になるまで殺し合いを行なう究極のサバイバル、“ハンガー・ゲーム”を描く。最新作となる本作は、『ハンガー・ゲーム』でジェニファー・ローレンスが演じたカットニス・エバディーンがプレイヤーとして志願する64年前の物語で、ドナルド・サザーランドが演じたコリオレーナス・スノーが独裁者として大統領になる数10年前に当たる前日譚となる。
記念すべき第10回ハンガー・ゲームの新しい試みとして、贄の教育係に任命された18歳の少年スノーは、貧しい境遇から抜け出すために優勝を心に決める。だが、彼が担当することになったのは、最も弱い第12地区の少女ルーシーだった。そして、彼女の唯一の武器は歌だった。
監督を務めたのは、『アイ・アム・レジェンド』や『ハンガー・ゲーム』シリーズを手がけたフランシス・ローレンス。脚本は、『マクベス』『アサシンクリード』のマイケル・レスリーと、『リトル・ミス・サンシャイン』『ハンガー・ゲーム2』のマイケル・アーントらが手がけ、原作は『ハンガー・ゲーム』シリーズのスーザン・コリンズが書き下ろした。
18歳の教育係の少年コリオレーナス・スノーを演じるのは、『ロビン・フッド』で映画デビューを果たし、テレビドラマなどでも活躍するトム・ブライス。第12地区の贄の少女ルーシー・グレイ・ベアード役を、『ウエスト・サイド・ストーリー』で映画デビューし、ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞したレイチェル・ゼグラーが演じる。
そのほか、“ハンガー・ゲーム”考案者のキャスカ・ハイボトム役を『ゲーム・オブ・スローンズ』のピーター・ディンクレイジ、“ハンガー・ゲーム”司会者のラッキー・フリッカーマン役を『グランド・ブダペスト・ホテル』のジェイソン・シュワルツマン、“ハンガー・ゲーム”ヘッド・ゲームメーカーのヴォラムニア・ゴール博士役を『フェンス』のヴィオラ・デイヴィス、スノーの従姉タイガレス・スノー役を『ユーフォリア/EUPHORIA』のハンター・シェイファー、スノーの同級生セジャナス・プリンツ役を『ウエスト・サイド・ストーリー』のジョシュ・アンドレス・リベラがそれぞれ演じる。
公開された特報映像は、ゴール博士やハイボトムが冒頭から登場し、第12地区の贄にルーシーが選ばれ、彼女の教育係にスノーが任命される場面から始まる。そして、「最善の努力をするよ」と言うスノーに対し、「勝つことだけ教えて」と返すルーシーの姿が。フリッカーマンのカウントダウンにより、第10回ハンガー・ゲームが始まる様子が映し出されている。さらに、精神的に追い詰められたプレイヤーたちが人間性を失っていく中、スノーとルーシーは徐々に惹かれ合っていく様子も確認できる。
ティザービジュアルでは、本作の主人公・スノーと、新たなヒロインとなる贄の少女・ルーシーが未来を見つめる姿が切り取られている。そして、「全てはここから始まった」というキャッチコピーが配置されている。また、原作の副題にも入っている、物語における重要なポイントとなる鳥と蛇のモチーフも描かれている。
■公開情報
『ハンガー・ゲーム0』
今冬より、TOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国ロードショー
出演:トム・ブライス、レイチェル・ゼグラー、ピーター・ディンクレイジ、ハンター・シェイファー、ジョシュ・アンドレス・リベラ、ジェイソン・シュワルツマン、ヴィオラ・デイヴィス
監督:フランシス・ローレンス
脚本:マイケル・レスリー、マイケル・アーント
原作:スーザン・コリンズ『ハンガー・ゲーム0 少女は鳥のように歌い、ヘビとともに戦う』(KADOKAWA刊)
製作:ニーナ・ジェイコブソン、ブラッド・シンプソン、フランシス・ローレンス
配給:KADOKAWA
原題:The Hunger Games: The Ballad of Songbirds and Snakes
©2023 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved.
公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/thehungergames0
公式X(Twitter):https://twitter.com/hungergame0