玉城ティナ、海外ドラマ吹き替え初挑戦 『THE IDOL/ジ・アイドル』吹替版配信決定

玉城ティナ、『ジ・アイドル』で初海ドラ吹替

 HBOドラマ『THE IDOL/ジ・アイドル』の日本語吹替版が7月3日よりU-NEXTにて配信されることが決定し、吹き替え声優として玉城ティナ、三宅健太らが参加することが発表された。

 エイベル・“ザ・ウィークエンド”・テスファイとリリー=ローズ・デップが主演、トロイ・シヴァンやBLACKPINKのジェニーなど様々なアーティストが集結し、ハリウッドの音楽業界の舞台裏を描いたドラマ『THE IDOL/ジ・アイドル』。新進気鋭のポップスターであるジョスリン(リリー=ローズ・デップ)が、クラブオーナーのテドロス(エイベル・“ザ・ウィークエンド”・テスファイ)との関係を深めながら、名声の光と闇に直面する姿が描かれる。

 玉城が演じるのは、精神不調を抱えながらもアメリカのポップスターを目指すジョスリン役。『竜とそばかすの姫』で声優デビューを果たした玉城は、本作で海外ドラマの吹き替えに初参加する。さらに暗い過去を持つナイトクラブのオーナー・テドロス役を『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』や『THE FIRST SLAM DUNK』の三宅が演じる。そのほか、戸松遥や落合福嗣、斉藤貴美子、村中知、きそひろこ、バトリ勝悟らが共演に名を連ねた。

玉城ティナ コメント

本作の見どころと、ジョスリンの魅力

リリー=ローズ・デップはじめ役者さんの演技と、私たちが観たいものを確実に観せてくれる彼女のパワーです。美しさ、脆さ、誠実さ。選ばれた者だけが持つ苦悩。その隙間に入り込む教祖のような男。娘と母の関係。今までにあるようでなかったドラマだと思いました。リリー=ローズ・デップの頬に涙がつたう度に胸が締め付けられます。

ウィークエンドが本作のためにプロデュースした楽曲「Double Fantasy」の魅力・印象

曲の始まり方も幕が開いていくかのようで、歌詞もドラマの世界観とリンクしていて、引き込まれます。間違っていると頭ではわかっていても、止められない衝動のようなものが蔓延していると感じました。

三宅健太 コメント

本作の見どころと、テドロスの魅力

主人公である、トップアイドルを目指すジョスリンを取り巻く世界が、これでもかと言わんばかりに深く激しくどこまでも混沌と描かれていると感じました。この物語の世界がはたして現実なのか、それともトランス状態に達した脳が見せる背徳的な幻なのか…...。ジョスリンの無数にひびの入った心の隙間に、時に甘く時にサディスティックに入り込んでいく悪魔的な“食えない男”、テドロス。彼女にとって救いとなりうるか、それとも破滅をもたらすのか。聖人かペテン師か...一筋縄では決して尻尾をつかませない、彼もまた背徳感満載で魅力的です。

印象的なシーンについて

ジョスリンとテドロス2人のやりとりは、とても刺激的で官能的かつ魅力的に描かれています。しかし、そのバックボーンに流れている混沌とした破壊と再生の無限ループを感じてしまうと、見ている側にとって時として目を覆いたくなるシーンに感じられます。一歩踏み込んでこの作品を堪能したい方は、是非目を覆わずご覧ください。

■配信情報
『THE IDOL/ジ・アイドル』
吹替版:U-NEXTにて、7月3日(月)10:00〜第1話配信(以降毎週月曜1話ずつ配信)
字幕版:U-NEXTにて、全5話見放題で独占配信中
©️2023 Home Box Office, Inc. All rights reserved HBO(R) and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc
公式サイト:https://video.unext.jp/title/SID0086626

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