小芝風花、『波よ聞いてくれ』クランクアップ スタッフ&キャストからサプライズ表彰

小芝風花、『波よ聞いてくれ』クランクアップ

 6月9日に最終回を迎えるテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『波よ聞いてくれ』。主演の小芝風花がクランクアップを迎えた。

 本作は、2020年の「マンガ大賞」では第4位にランクイン、同年に地上波でアニメ化もされた、『無限の住人』で知られる沙村広明が『月刊アフタヌーン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写ドラマ化したもの。

 主演の小芝が演じるのは、スープカレー店でアルバイトをする主人公・鼓田ミナレ。彼氏にフラれた上に金を騙し取られ、やけ酒を飲んで見ず知らずの男に愚痴をさく裂したことをきっかけに、あれよあれよと深夜のラジオで冠番組を持つことになり、やがてラジオパーソナリティーとして開花していく姿が描かれる。

 雨が降りしきる中、自転車で全速力で走るというシーンでクランクアップを迎えた小芝。スタッフから「我らが座長・小芝風花さんオールアップになります!」と声が掛かると、小芝は拳を上げ、「イエーイ!」と大喜び。その後、サプライズで小芝への表彰式が開催された。スタッフ、キャスト全員から表彰された賞は、「強烈マシンガントーク&ありえないような量のセリフを覚えたで賞」。賞状が読み上げられる中、小芝が本作で喋ったセリフが、全8話で合計2234行だったことが発表され、初めて知った小芝自身も「えーっ!?」と驚きを見せた。さらに、住田崇監督からは表彰楯が贈られた。小芝は、「この賞をいただけたのも、皆さんの力があってこそだと思います。私の中でも挑戦的な役だったのですが、本当に皆さんが明るく、優しくて、現場でも噛んじゃいけないというプレッシャーをあまり感じることがありませんでした」と語り、「最後まで本当に楽しくこの役を演じ切ることができました!」と感謝を伝えた。

小芝風花 コメント

今回、サプライズで「強烈マシンガントーク&あり得ないようなセリフを覚えたで賞」をいただきましたが、この賞をいただけたのも、皆さんの力があってこそだと思います。セリフ量の2234行ありましたとおっしゃっていましたが、量よりも数えていただいたことに驚きました(笑)。大変な作業だったと思いますが、ありがとうございます! 
ミナレは私の中でも挑戦的な役だったのですが、本当に皆さんが明るく、優しくて、現場でも噛んじゃいけないというプレッシャーをあまり感じることがありませんでした。噛んでも皆さんが「大丈夫!大丈夫!」と温かい雰囲気でいてくださったので、最後まで本当に楽しくこの役を演じ切ることができました。見てくださった方からも好評をいただき、それはきっと現場で皆が楽しんで作っているというのが伝わっているからだと思います。キャスト、スタッフの皆さんとこの作品を作れて本当に幸せでした。

■放送情報
『波よ聞いてくれ』
テレビ朝日系にて、毎週金曜23:15〜0:15放送
出演:小芝風花、片寄涼太、原菜乃華、中村ゆりか、平野綾、西村瑞樹(バイきんぐ)、井頭愛海、中川知香、小市慢太郎、北村一輝ほか原作:沙村広明『波よ聞いてくれ』(講談社『月刊アフタヌーン』連載)
脚本:古家和尚
演出:住田崇、片山修、植田尚
音楽:林ゆうき、山城ショウゴ
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:高崎壮太(テレビ朝日)、神通勉(MMJ)
制作:テレビ朝日、MMJ
©テレビ朝日
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/namiyo/

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