戸塚純貴が語る、髙橋海人と作り上げたオードリー春日像 「海人とM1に出ようかと(笑)」

戸塚純貴が語る、髙橋海人と作り上げた春日像

高橋海人と2人でオリジナルのネタを考えていた

――改めて、高橋海人さんとの共演はいかがでしたか?

戸塚:初めて共演したのは、『ブラック校則』(日本テレビ系)での兄弟役でした。僕が兄で海人が弟。そこから時間が空いて、今回相方役で久しぶりにお会いしました。最初は“弟だった”ということもあって、とてもかわいくて。海人は人との付き合い方が上手なんですよね。年上にすごく好かれる子です。僕みたいな者にも「尊敬しています」と言ってくれて、本当にいい子なんですよ。今回は相方役でご一緒して、とても頼もしいし信頼できるやつだという印象に変わりました。

――かわいらしい弟から相方になっていったんですね。

戸塚:そうですね。もちろん変わらないかわいらしさはありますよ。けれど最初に本読みをしたときに、ちゃんと若林さんの喋り方や声を研究してお芝居していて、海人の作品に対する情熱を感じました。そこで僕もケツを叩かれたというか、ちゃんと向き合って春日さんを全力で演じないといけないという気持ちになりました。

――若林さんと春日さんが一緒にいる時間を演じるにあたり、髙橋さんと話し合ったり擦り合わせたりした部分はありますか?

戸塚:僕も海人もオードリーさんはすごく好きなので、そういう意味で意見が合っていました。でも、客観的に見た方が違和感に気づけることもあるので、「ここって若林さんどういうふうにするかな」とか、「春日さんはここではこういうふうに言わないよな」とかは互いに言い合っていますね。海人が、どうやってアパートに入っていこうかと悩んで、「どう思いますかね」と聞いてくれます。やっぱり若林さんには狂気じみた部分があるから「家の門をぶっ壊したら」と言いました。そういうのって、客観的だからわかったことかもしれません。

――撮影現場では、どのような雰囲気で過ごされていますか?

戸塚:とても穏やかな現場です。オードリーさんとか南海キャンディーズさんとか、お笑い好きな方々がスタッフに多いので、作品への愛が一人ひとりから伝わってくるなと現場に行くたびに思います。海人とも毎日「楽しいな」って言いながら過ごしています。

――とても楽しそうですね。

戸塚:ネタ見せのシーンが多いので、そのときは海人と2人でネタを考えるんです。そこは、もちろん本編では使われませんが、ある程度最後までやらせていただいています。ナイスミドルのときのネタを引用して作るときもありますし、何もないときはオリジナルを自分たちで作ってみたりして、そういう楽しみ方をしています。「漫才って楽しいな」と日々実感しています。

――では、お笑いに開眼した部分も?

戸塚:ありますね。だから今は海人とM1に出ようかって……すみません、嘘です(笑)。今のは冗談ですが、それくらいのコンビ仲で。そういう部分は日に日に濃くなっているなと思います。

――ドラマでは襟足を切られたり、牛丼の紅ショウガが大盛りだったり、印象的なシーンがありました。襟足は本当に切ったんですか?

戸塚:そうですね、最終的には僕の襟足を海人に捧げました。切られることには別に抵抗がなかったので、どんどん来いっていう感じですよ。切れる分があるようにちょっと伸ばしてはいきました。あとはやっぱり、むつみ荘のシーンかな。春日さんにとってはナイスミドルでの時間が濃いと思うので、そこでの出来事は演じていて楽しいです。「パンツ一丁で西武ライオンズを応援している春日さんの姿を見て、こいつダメだと思って解散を決意した」っていう若林さんのエピソードも盛り込まれていて。すごい、グッときましたね。オードリーの2人が苦労したときの話もあり、楽しいだけじゃなく感動するような話が多いんです。「これ、ラジオで言ってたやつだ」ということもありましたし「このセリフを言えるんだ」という喜びもありました。

――なるほど、ありがとうございます。では最後に、リアルサウンド映画部の読者に向けて、メッセージをお願いします。

戸塚:『だが、情熱はある』はとても面白くて、皆さんの知らないオードリーと南海キャンディーズの感動するお話がたくさん盛り込まれています。うまくいかないことや、これから頑張っていかなきゃいけないことがあるときに、勇気をもらえるような作品になっていると思いますので、ぜひ楽しみに見届けてください。よろしくお願いします。

戸塚純貴が髙橋海人と作り上げたオードリー春日像を語る 『だが、情熱はある』で“コンビ愛”感じるエピソードも

■放送情報
日曜ドラマ『だが、情熱はある』
日本テレビ系にて、毎週日曜22:30〜放送
出演:髙橋海人(King & Prince)、森本慎太郎(SixTONES)、戸塚純貴、富田望生、三宅弘城、池津祥子、ヒコロヒー、渋谷凪咲(NMB48)、中田青渚、箭内夢菜、森本晋太郎(トンツカタン)、加賀翔(かが屋)、賀屋壮也(かが屋)、藤井隆、坂井真紀、白石加代子、光石研、薬師丸ひろ子
脚本:今井太郎
演出:狩山俊輔、伊藤彰記
プロデューサー:河野英裕、長田宙、阿利極
チーフプロデューサー:石尾純
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ
©︎日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/daga-jyounetsu/
公式Twitter:@daga_jyounetsu

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<応募締切>
6月12日(月)

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