イ・ジョンジェ＆チョン・ウソンが銃を突きつけ合う　『ハント』日本版予告＆ポスター公開

　9月29日に公開されるイ・ジョンジェ初監督作『ハント』の日本版予告とポスタービジュアルが公開された。

　本作は、『イカゲーム』で主演を務めたイ・ジョンジェが、4年間温めてきたシナリオを元に初監督したスパイアクション。チョン・ウソンとW主演を果たし、韓国での公開時には初登場1位を獲得。共演にはチョン・ヘジン、ホ・ソンテ、コ・ユンジョンらが名を連ねた。

　第75回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニング部門で上映されると、約7分間のスタンディングオベーションを受けたほか、第47回トロント国際映画祭、ファンタスティック・フェスト、シッチェス・カタロニア国際映画祭など多くの映画祭で上映され、第43回青龍映画賞、第31回釜日映画賞ほか数々の映画賞で新人監督賞を受賞した。

　1980年代、安全企画部（旧KCIA）の海外班長パク（イ・ジョンジェ）と国内班長キム（チョン・ウソン）は組織内に入り込んだスパイを探し出す任務を任され、それぞれが捜査をはじめる。二重スパイを見つけなければ自分たちが疑われるかもしれない緊迫した状況で、大統領暗殺計画を知ることになり、巨大な陰謀に巻き込まれていく。壮絶な対決の末に明かされる真実とは。

　公開された日本版ポスターには、主演のイ・ジョンジェとチョン・ウソンが銃を突きつけ合う場面が切り取られている。2人の間には「世界を欺く」というコピーが添えられた。

　日本版予告では、スパイを見つけ出さなければ自分が疑われるかもしれない緊迫した状況で、パクとキムが「お前がシロか今に分かる」「24時間パクを見張れ」と対立を深めていく。なかなかホシを挙げられず日本でも“北”との激しい銃撃戦が繰り広げられる中、大統領暗殺計画が発覚。外遊中の大統領に銃の照準が定められ、大規模な爆破が起きるなど緊張感のあるアクションシーンが映し出される。イ・ジョンジェは監督としてアクションのコンセプトを「すべてのアクションはリアルでありながらも力強く見えること」と語った。映像には、不敵な笑みを浮かべるファン・ジョンミンや、パクに「捕まれば命はない」と助言するチョ・ユジョン（コ・ユンジョン）の姿も捉えられている。

　また、5月26日よりムビチケカード、ムビチケオンライン券が発売されることが決定。全国の上映劇場およびメイジャー、ムビチケにて発売される。

■公開情報
『ハント』
9月29日（金）新宿バルト9ほか全国ロードショー
脚本・監督：イ・ジョンジェ
出演：イ・ジョンジェ、チョン・ウソン、チョン・ヘジン、ホ・ソンテ、コ・ユンジョン、キム・ジョンス、チョン・マンシク
配給：クロックワークス
2022年／韓国／DCP5.1ch／シネマスコープ／韓国語・英語・日本語／125分／PG12／英題：Hunt／字幕翻訳：福留友子／字幕監修：秋月望
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