「第3回カツベン映画祭」開催決定 『死滅の谷』『沈黙』など語り&生演奏付きで上映

「第3回カツベン映画祭」開催決定

 「第3回カツベン映画祭」が、「新宿東口映画祭2023」の提携企画として6月2日に新宿武蔵野館で開催されることが決定した。

 3回目の開催となる今回は、全7プログラム、8名の活動弁士が映画史を彩る無声映画8作品に命を吹き込む。

 上映作品には、フリッツ・ラング監督の『死滅の谷』、片岡千恵蔵主演の明朗時代劇『男達ばやり』、内田吐夢監督の『喜劇 汗』、ハロルド・ロイドの代表作『要心無用』、シネマテーク・フランセーズの協力によりフィルム発見後、日本初公開となる『沈黙』、グレタ・ガルボのハリウッドデビュー作『イバニエズの激流』、ロスコー・アーバックル主演の『デブ君の漂流』、伊丹万作監督の時代劇『國士無双』がラインナップ。

 『死滅の谷』は澤登翠、『男達ばやり』は坂本頼光、『喜劇 汗』は大森くみこ、『要心無用』は山崎バニラ、『沈黙』は片岡一郎、『イバニエズの激流』は山内菜々子、『デブ君の漂流』は縁寿、『國士無双』は植杉賢寿がそれぞれ弁士として語りを担当する。

 なお上映は、多彩な生演奏付きで行われる。

『死滅の谷』写真提供:マツダ映画社
『男達ばやり』写真提供:マツダ映画社
『喜劇 汗』写真提供:神戸映画資料館
『要心無用』写真提供:マツダ映画社
『沈黙』写真提供:シネマテーク・フランセーズ
『イバニエズの激流』写真提供:マツダ映画社
『デブ君の漂流』写真提供:喜劇映画研究会
『國士無双』写真提供:マツダ映画社
previous arrow
next arrow
 
『死滅の谷』写真提供:マツダ映画社
『男達ばやり』写真提供:マツダ映画社
『喜劇 汗』写真提供:神戸映画資料館
『要心無用』写真提供:マツダ映画社
『沈黙』写真提供:シネマテーク・フランセーズ
『イバニエズの激流』写真提供:マツダ映画社
『デブ君の漂流』写真提供:喜劇映画研究会
『國士無双』写真提供:マツダ映画社
previous arrow
next arrow

■公開情報
「第3回カツベン映画祭」(新宿東口映画祭提携企画)
日時:6月2日(金)10:00開演~
会場:新宿武蔵野館(東京都新宿区新宿3-27-10武蔵野ビル3F)
入場料:1プログラム2000円(税込)※全席指定
販売方法:5月19日(金)12:00より武蔵野館及び武蔵野館チケットサイトにて販売
先行販売席数限定:通し券7000円(税込)はマツダ映画社にて取り扱いあり
協賛:武蔵野興業株式会社
協力:シネマテーク・フランセーズ
主催:株式会社マツダ映画社・カツベン映画祭実行委員会
公式サイト:https://www.matsudafilm.com

【上映作品】
『死滅の谷』
監督:フリッツ・ラング
出演:ベルンハルト・ゲッケ、リル・タゴファー
1921年/独/デグラ・ビオスコープ作品/89分

『男達ばやり』
監督:稲垣浩
出演:片岡千恵蔵、海江田譲二、衣笠淳子
1931年/片岡千恵蔵プロ作品/71分

『喜劇 汗』
監督:内田吐夢
出演:島耕二、吉井康、滝花久子
1930年/日活太秦撮影所作品/76分
作品提供・協力:神戸映画資料館

『要心無用』
監督:サム・テイラー、フレッド・ニューメイヤー
出演:ハロルド・ロイド、ミルドレッド・デイヴィス
1923年/米/パテー作品/67分

『沈黙』
監督:ルパート・ジュリアン
出演:ベラ・レイノルズ、H・B・ワーナー、レイモンド・ハットン
1926年/米/デミル・ピクチャーズ作品/62分

『イバニエズの激流』
監督:モンタ・ベル
出演:グレタ・ガルボ、リカルド・コルテス
1926年/米/MGM作品/70分

『デブ君の漂流』
製作:マック・セネット
監督:ロスコー・アーバックル
出演/ロスコー・アーバックル、メーベル・ノーマンド、アル・セント・ジョン
1916年/米/トライアングル・キーストン社作品/27分

『國士無双』
監督:伊丹万作
出演:片岡千恵蔵、高勢実乘、山田五十鈴
1932年/片岡千恵蔵プロダクション作品/22分

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ニュース」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる