伊東蒼、古沢良太から託された“阿月”の背景を明かす 「皆さんの心に届いていたら」

伊東蒼、『どうする家康』出演を振り返る

 毎週日曜日に放送されているNHK大河ドラマ『どうする家康』出演の伊東蒼よりコメントが寄せられた。

 本作は、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を新たな視点で描く。主人公・家康を松本潤、脚本を『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの古沢良太が担当する。

 伊東が演じたのは、お市(北川景子)と家康(松本潤)を繋ぐ浅井家の侍女・阿月。阿月という名前は、「お市が信長に危険を知らせるため、“あずき袋”を送り届けた」という史実を古沢良太の解釈で人物として描くことから名付けられたという。

 伊東は阿月を演じるにあたり、「お市様のために何かしたいという気持ちも強いのだろうと思っていたので、そこは大事に演じました」と振り返る。名シーンとなった阿月が家康のもとに走る場面については、「本当に自分がどんどん強くなっていくような気がして。実際お芝居する中で、阿月の気持ちとリンクできたような感覚になりました」と当時の心境を明かした。

伊東蒼(阿月役)コメント

阿月を演じるにあたっては、「お市が信長に危険を知らせるため、“あずき袋”を送り届けた」という史実を、古沢さんが「阿月」という人物を通して描くこと。そして、幼い頃は男の子に交じって走ったり、すごく活発な女の子として描かれますが、脚は開かず女性らしくいるよう、お父さんから厳しくしつけられていく……とご説明いただきました。

お市様のことは、出会ってからずっとお慕いしていて、お市様のために何かしたいという気持ちも強いのだろうと思っていたので、そこは大事に演じました。家康のもとに走る途中で袖をちぎって脚に結ぶシーンは、本当に自分がどんどん強くなっていくような気がして。実際お芝居する中で、阿月の気持ちとリンクできたような感覚になりました。

第14回を通して、お市様のために一生懸命行動した阿月の姿が皆さんの心に届いていたらいいなと思いますし、自分の好きなことに一生懸命打ち込むことの楽しさだったり、誰かのために行動できることの温かさを感じていただけたらなと思います。これからも『どうする家康』を楽しんでください。

■放送情報
『どうする家康』
NHK総合にて、毎週日曜20:00~放送
BSプレミアム、BS4Kにて、毎週日曜18:00~放送
主演:松本潤
脚本:古沢良太
制作統括:磯智明
演出統括:加藤拓
音楽:稲本響
写真提供=NHK

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