ポール・メスカルがアカデミー賞主演男優賞ノミネート 『aftersun/アフターサン』予告編
5月26日に公開される映画『aftersun/アフターサン』の予告編とポスタービジュアルが公開された。
11歳のソフィが父親とふたりきりで過ごした夏休みを、その20年後、父親と同じ年齢になった彼女の視点で綴る本作。第75回カンヌ国際映画祭批評家週間で上映され、A24が北米配給権を獲得。バラク・オバマ元米大統領のお気に入り映画にも選出された。『ノーマル・ピープル』『ロスト・ドーター』のメスカルが父親カラムを演じている。
11歳の夏休み、思春期のソフィ(フランキー・コリオ)は、離れて暮らす31歳の父親・カラム(ポール・メスカル)とトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間をともにする。20年後、カラムと同じ年齢になったソフィは、懐かしい映像のなかに大好きだった父との記憶を手繰り寄せ、当時は知らなかった彼の一面を見出していく。
公開された予告編では、父との想い出が残るビデオテープが再生され、20年前に11歳だったソフィ(フランキー・コリオ)と 30歳の父カラム(ポール・メスカル)とのひと夏の旅が映し出されている。観光客から兄妹に間違えられるような若い父と思春期真っ只中の娘は、普段離れて暮らしていて、短い夏休みをトルコのリゾート地でふたりきりで過ごしている。太陽の下、大空いっぱいに広がるパラグライダー、きらきらと美しく揺れる、まさにターコイズブルーの海がまぶしい。「同じ空を見上げるっていいね、パパと離れていても太陽を見れば近くに感じられる」と、久しぶりの父との時間を噛み締めるソフィ。「あの時、あなたの心を知ることができたなら」ーー20年後、ソフィは、ビデオテープの中の父に何を見出すのか。
あわせて公開されたポスタービジュアルは、フィルムカメラで撮られたようなざらつきのある色合いで、太陽が降り注ぐ大空を背に、サングラスで笑顔を向けるソフィとカラムの2ショットが写されている。
なお、カラム役で主演を務めたポール・メスカルは授賞式を間近に控えた第95回アカデミー賞で主演男優賞にノミネートされている。
■公開情報
『aftersun/アフターサン』
5月26日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国公開
監督・脚本:シャーロット・ウェルズ
出演:ポール・メスカル、フランキー・コリオ、セリア・ロールソン・ホール
プロデューサー:バリー・ジェンキンス
配給:ハピネットファントム・スタジオ
2022年/イギリス・アメリカ/カラー/ビスタ/5.1ch/101分/原題:aftersun/字幕翻訳:松浦美奈/映倫:G
©Turkish Riviera Run Club Limited, British Broadcasting Corporation, The British Film Institute & Tango 2022
公式サイト:happinet-phantom.com/aftersun/
公式Twitter:https://twitter.com/aftersunjp