『相棒』ファンにはたまらない! 六角精児&及川光博の再登場がもたらすものは?

『相棒』に六角精児&及川光博が再登場

 亀山(寺脇康文)が特命係に復帰してから、いつかそんな時もくるのだろうなあと楽しみにしていたのだが、早くも“その時”がやってきた。3月8日放送の『相棒 season21』(テレビ朝日系)第20話に、過去シリーズでレギュラーだった米沢守(六角精児)と神戸尊(及川光博)が登場する。

 「13」を名乗る犯人から、「日本を再生不能にした戦犯を処刑する」というメッセージが、全国各地に届けられる事案が発生。13のいう“戦犯”とは、いずれも故人のことで、“処刑”はその遺骨を叩き潰すことを指しており、遺骨が盗まれた遺族のもとにメッセージが届いていたのだった。盗まれた遺骨の中にはなんと元官房室長・小野田公顕(岸部一徳)のものも含まれていた。

『相棒 season21』3月8日(水)よる9時放送/最終回スペシャル前篇 予告動画

 右京(水谷豊)はこの事件を調べるにあたり、米沢に協力を要請する。米沢は、現在は警察学校の教官をしているが、『season14』まで鑑識課員として働いており、右京へ捜査情報を提供したり、非公式に鑑識・鑑定作業を行うなど、特命係に友好的な警察関係者の1人であった。現場を離れてしばらく経っているが、鑑識としての手腕は衰えておらず、何度かシリーズに登場した際には、犯人の決定的な証拠を見つけるなどして、右京の手助けをしている。また、右京の相棒とも良好な関係を保っていた米沢。亀山とは約15年ぶりの再会となる。予告映像では、久しぶりの再会に抱き合うふたりの様子が映し出されている。この瞬間を待ち望んでいたファンも多いことだろう。

 小野田元官房室長の遺骨を無事奪還するという警察庁直々の命令を右京に伝えにきたのは、右京の二代目・相棒だった神戸。神戸は、特命係や右京が警察にとって必要かを判断するという「特命」を上層部から受け、表向きは「2階級降格の左遷」という形で特命係にやってきた。当時は半年間限定で特命係に潜入する予定だったのだが、最終的には神戸がスパイとしての立場を捨て、右京と相棒としての信頼関係を築いていった。右京と組んだ中で唯一、現在も警察を退職しておらず、たびたび右京に協力をしており、自分より後に相棒となった甲斐(成宮寛貴)や冠城(反町隆史)とは面識がある。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「国内ドラマシーン分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる