吉高由里子×松下洸平×井浦新『最愛』韓国リメイク決定 オファーは放送当時から
吉高由里子が主演を務めたTBSドラマ『最愛』が韓国でリメイクされることが決定した。
2021年10月期に放送された金曜ドラマ『最愛』は、殺人事件の重要参考人となった実業家・真田梨央と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事、そして、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士の3人を中心に展開する完全オリジナルのサスペンスラブストーリー。主演の吉高が主人公の真田梨央役を演じたほか、松下洸平、田中みな実、佐久間由衣、高橋文哉、奥野瑛太、岡山天音、薬師丸ひろ子、光石研、酒向芳、津田健次郎、及川光博、井浦新らが出演した。
制作スタッフには、脚本・奥寺佐渡子と清水友佳子、プロデュース・新井順子、そして演出・塚原あゆ子と、過去に同じくTBSドラマ『夜行観覧車』『リバース』を手がけたチームが集結。主題歌には宇多田ヒカルの「君に夢中」が使用された。
『最愛』は、放送時に初回放送の見逃し配信再生回数でTBSドラマ歴代1位を記録したほか、「東京ドラマアウォード2022」では作品賞グランプリ(連続ドラマ部門)、主演女優賞、演出賞の3冠をはじめ、「第59回ギャラクシー賞」(テレビ部門選奨)「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’21/第27回AMDアワード」(大賞/総務大臣賞)、「TVerアワード2021」(ドラマ大賞)、「第38回ATP賞テレビグランプリ」(ドラマ部門最優秀賞)、「2022年日本民間放送連盟賞」(番組部門テレビドラマ最優秀賞)など様々な賞を受賞した。
韓国版を制作するのは、韓国の制作会社BIGWAVE ENTERTAINMENT社とneostory社。BIGWAVE ENTERTAINMENT社は、「すでに日本で素晴らしさが認められているオリジナル作品をリメイクすることができてうれしい。韓国の2社が持つ企画力と制作能力をベースに、オリジナルの長所をいかし、良い相乗効果を生み出したい」とコメント。脚本やキャスティングは現在、調整中である。
『最愛』のプロデュースを手がけた新井プロデューサーは「『最愛』の放送当時からリメイクのオファーを頂いていると聞いていましたが、実際にこうして実現されることになりとてもうれしく思います! 梨央、大輝、加瀬たち登場人物が、韓国を舞台にどんな“最愛”を生み出していくのか、初回放送が待ちきれないです。『アンナチュラル』のリメイクも手掛けてくださるBIGWAVE ENTERTAINMENT社、neostory社をはじめとするスタッフ・キャストの皆さんに期待しています!」とコメントしている。