林原めぐみ、水樹奈々、三石琴乃、劇場版『美少女戦士セーラームーンCosmos』出演決定

林原めぐみら劇場版『セーラームーン』出演

 6月9日に前編、6月30日に後編が公開される劇場版『美少女戦士セーラームーン Cosmos』に、林原めぐみ、水樹奈々、三石琴乃が出演することが決定した。

 1991年から1997年にわたり少女漫画雑誌『なかよし』(講談社)で連載された武内直子による漫画『美少女戦士セーラームーン』。単行本の世界累計発行部数は4600万部(紙、電子合計)にのぼり、1992年からはTVアニメシリーズの放送もスタート。1997年に放送が終了した後も、日本のみならず40か国以上の国で放送され、いまなお世界中で愛されるコンテンツとなっている。2012年にはファンの声に押されるようにプロジェクトが再始動。2021年には25年ぶりとなる劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』が公開。2022年には連載開始30周年を迎えた。

 本作で描かれるのは、『美少女戦士セーラームーン』シリーズ最終章となる“シャドウ・ギャラクティカ編”。新たなる敵“シャドウ・ギャラクティカ”が出現し、次々と仲間が狙われていき、セーラー戦士たちは再び戦いに身を投じていく。

 本作でセーラームーンたちの前に立ちはだかるのは、銀河征服を目論むシャドウ・ギャラクティカの頂点に君臨するセーラー戦士・セーラーギャラクシア。セーラーギャラクシアは、銀河最強の破壊力を持つ「破壊の戦士」。セーラー戦士たちが持つ特別なパワーを秘めたセーラー・クリスタルを奪うため銀河中の星々を襲い、ついにはセーラームーンの持つ銀河一の力を持つシルバー・ムーン・クリスタルに目を付け、襲いかかる。

 そんなセーラーギャラクシアを演じるのは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの綾波レイ役、『名探偵コナン』シリーズの灰原哀役で知られる林原。林原は「彼女には彼女の正義があるということです。強さを手に入れる事への執着は寂しさ、虚しさの裏返し。根底で願う幸せを刻みました」とコメント。さらに、数々の作品で共演しているセーラームーン役の三石について「ああ……琴ちゃんは、ずっと、うさぎちゃんだったんだな……、ずっとずっと、これからもきっと、セーラームーンなんだな、と胸が熱くなりました。セーラームーンの最後の相手になれて心から光栄に思います」と胸中を告白した。

 そして『NARUTO -ナルト-』シリーズの日向ヒナタ役、『ハートキャッチプリキュア!』キュアブロッサム/花咲つぼみ役などの水樹が演じるのは、ちびちびに助けられた謎のプリンセスの火球皇女。『美少女戦士セーラームーン』シリーズの大ファンであるという水樹は、出演にあたり「子供の頃から大好きだった『美少女戦士セーラームーン』に参加させていただく日が来るなんて! 本当に嬉しかったです!! 火球の持つ芯の強さとしなやかさ、仲間を思う真っ直ぐな心、そして愛に溢れた包容力を声に乗せられたらと思いながら、愛を込めて、全力で演じさせていただきました。憧れの変身シーンは、気合満点です!(笑)」と意気込んだ。

 突然空から舞い降りてきて、うさぎたちとともに暮らすようになる、不思議な雰囲気をまとう女の子・ちびちびを1996年放送のTVアニメ『美少女戦士セーラームーン セーラースターズ』に引き続き演じるのは、セーラームーン/月野うさぎ役も務める三石。ちびちびを演じるにあたって三石は「彼女のルーツは90年代アニメとは全く違うので楽しみにしている所でもあります。原作準拠シリーズで今回のCosmosが一番難解なストーリーですので台本の言葉一つ一つを丁寧に感じながら読みました」とコメント。

 さらに、劇場販売第1弾ムビチケ前売券が2月3日から販売開始される。券面にティザービジュアルが使用されたムビチケは、全国の上映劇場、メイジャー通販、そしてオフィシャルストアの「セーラームーンストア」原宿本店・オンラインストアにて販売される。

コメント

林原めぐみ(セーラーギャラクシア役)

最後の最後、現場から「相手にとって不足なし」という対峙をのぞまれたのかな?と解釈してお受けいたしました。原作も読みこみ意識したのは、彼女には彼女の正義があるということです。強さを手に入れる事への執着は寂しさ、虚しさの裏返し。根底で願う幸せを刻みました。
収録は琴ちゃんと一緒で、ああ……琴ちゃんは、ずっと、うさぎちゃんだったんだな……、ずっとずっと、これからもきっと、セーラームーンなんだな、と胸が熱くなりました。セーラームーンの最後の相手になれて心から光栄に思います。
琴ちゃん、うさぎちゃん、ありがとう。
まさしく、親子でもカップルでも、お1人でも、お友達とも、楽しめる、不変の、友情と愛がいっぱいの作品です。最後のセーラームーンの戦いを、どうか見届けてください。

水樹奈々(火球皇女役)

まさか、子供の頃から大好きだった「美少女戦士セーラームーン」に参加させていただく日が来るなんて! 本当に嬉しかったです!! 火球の持つ芯の強さとしなやかさ、仲間を思う真っ直ぐな心、そして愛に溢れた包容力を声に乗せられたらと思いながら、愛を込めて、全力で演じさせていただきました。憧れの変身シーンは、気合満点です!(笑)
愛する世界を守り、愛する人達を取り戻す為、どんな苦境に追い込まれても抗い、自分の持つ大きな使命に負けることなく、前を向いて立ち向かうセーラームーンの姿に胸が熱くなりました。不安な状況が続く今だからこそ、より響くメッセージが沢山込められていると思います。大切な人達の為に戦う、セーラー戦士たちの気高く美しい勇姿を、ぜひ劇場で見届けていただけると嬉しいです!

三石琴乃(ちびちび役)

ちびちびちゃんを担当する事になり大変嬉しく思います。彼女のルーツは90年代アニメとは全く違うので楽しみにしている所でもあります。原作準拠シリーズで今回のCosmosが一番難解なストーリーですので台本の言葉一つ一つを丁寧に感じながら読みました。凄いと思ったのは、髙橋知也監督がストーリーを踏襲しつつ90年代アニメのリスペクトをふんだんに散りばめて映像を完結させたこと。前後編必見だと思います。

■公開情報
劇場版『美少女戦士セーラームーン Cosmos』前編
劇場版『美少女戦士セーラームーン Cosmos』後編
前編6月9日(金)、後編6月30日(金)より全国公開
出演:三石琴乃、野島健児、福圓美里、金元寿子、佐藤利奈、小清水亜美、伊藤静、皆川純子、大原さやか、前田愛、藤井ゆきよ、水樹奈々、井上麻里奈、早見沙織、佐倉綾音、林原めぐみ
原作・総監修:武内直子
監督:髙橋知也
脚本:筆安一幸
キャラクターデザイン:只野和子
音楽:高梨康治
美術監督:空閑由美子(スタジオじゃっく)
アニメーション制作:東映アニメーション、スタジオディーン
配給:東映
©武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーン Cosmos」製作委員会
公式サイト:2023.sailormoon-movie.jp
公式Twitter:@sailor_movie

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