橋本環奈&重岡大毅W主演『禁じられた遊び』公開決定 ティザービジュアル&特報映像も

橋本環奈&重岡大毅『禁じられた遊び』W主演

 中田秀夫監督最新作『禁じられた遊び』が、橋本環奈と重岡大毅(ジャニーズWEST)のW主演で9月8日に公開されることが決定。あわせてティザービジュアルと特報映像が公開された。

 原作は、清水カルマのデビュー作となった同名小説。第4回「本のサナギ賞」で大賞を受賞し、累計発行部数4万部を超えるヒットを記録した。『リング』『スマホを落としただけなのに』『事故物件 怖い間取り』を世に送り出してきた中田監督が、2018年公開の『スマホを落としただけなのに』で企画プロデュースを務めた平野隆と2年ぶりのタッグを組む。

 W主演を務めるのは、ホラー映画『カラダ探し』で主演を務めた橋本と、本作がホラー作品初出演となる重岡。2人は本作が初共演となり、橋本は映像ディレクターの倉沢比呂子役、重岡は比呂子の元同僚・伊原直人役を演じる。

 橋本は、自身が演じる比呂子というキャラクターについて、「今まで芯の強い女の子という役柄は演じたことがありましたが、今回演じた比呂子はすごくサバサバした切り替えの早い性格でしかもお仕事ができる大人の女性という役で初めての試みだったので台本を読んだ時から演じるのを楽しみに思っていました。服装もすごく新鮮で、今までの役とは少しイメージが異なり基本パンツスタイルでジャケットを着て腕まくりをして、ブーツを履いていてといういでたちは演じていて私自身すごく新鮮でした」と明かした。

 重岡は「想像を遥かに超えてくると思います。ホラーの撮影は、カメラが回り出す時点で気持ちを作っていないといけないので、酸欠になりそうだと感じたこともあるほど。本当にパワーが必要なんだなと思いました」とコメント。さらに、撮影を振り返り、「映画自体とても久しぶりで、また機会があればと思っていたので、それが叶うことになり嬉しかったです。もうすぐ30歳なのですが、20代最後(※2022年夏撮影時点)にこの作品を撮れてよかったです」と7年ぶりの映画出演に対する喜びを語った。

 中田監督は「橋本さんは、役の本質を掴む芝居勘の鋭さと持ち前の明朗さで、現場の雰囲気を明るくかつプロフェッショナルに保ってくださいました。おかげで、スタッフ・キャスト一同気持ち良く撮影を進められました。重岡さんは、息子役の子との長時間に渡るリハーサルをたいへん真摯に行なってくださり、おかげで彼の家の場面からのクランクインも大変スムーズでした。私が『ホラーは後でいっぱい音がつくから』と『大きな表現』を求めたのにも十全に応えてくださり、大満足でした」と2人を絶賛。

 原作者の清水は「自分が書いた小説が映画になるというのは、ずっと夢見ていたことでした。もともと高校、大学時代には自主映画を制作したりして、ほんの少しは映画監督を夢見たことがあり、ずっと映画に対する憧れがあったので、『禁じられた遊び』の映画化が正式に決まったときは、自分自身が中田組の一員になれたようなうれしさがありました。実際に撮影現場も見学させていただきましたが、中田秀夫監督はじめ、スタッフやキャストの方たちとお目にかかったときは、現実感がなくてふわふわした気分でした。今は中田秀夫監督が私の小説をどういうふうに料理してくださったのか、その本編を観るのが楽しみでたまりません」と映画化に対して喜びのコメントを寄せた。

 公開されたティザービジュアルには、「エロイムエッサイム――。」という呪文と、正体不明の不気味な女性の眼窩に収まるどこか慄然とした表情の橋本と重岡の2人の姿が。不気味な女性が2人を狙い、迫ってくるようなビジュアルとなっている。

映画『禁じられた遊び』特報映像

 あわせて公開された特報映像は、比呂子がボーイッシュな装いでカメラを回すシーンから始まる。比呂子は、直人の家で庭の盛り土に向かい「エロイムエッサイム。エロイムエッサイム」と呪文を繰り返し唱え続ける直人の息子・春翔の姿を目撃する。その呪文は、「トカゲのしっぽからトカゲが生えてくるか?」という春翔の純粋な疑問に、直人が冗談で教えたはずのものだったが、土は蠢き、なぜかトカゲが蘇る。そして、「死者を蘇らせる」「禁断のあそび」というテキストとともに、得体の知れない女性の姿や土からと伸びる不気味な白い手も映し出され、絶叫し戦慄する比呂子と直人の様子が。果たして、2人はこの迫りくる恐怖から逃れられるのか。

コメント

橋本環奈

今まで芯の強い女の子という役柄は演じたことがありましたが、今回演じた比呂子はすごくサバサバした切り替えの早い性格でしかもお仕事ができる大人の女性という役で初めての試みだったので台本を読んだ時から演じるのを楽しみに思っていました。
服装もすごく新鮮で、今までの役とは少しイメージが異なり基本パンツスタイルでジャケットを着て腕まくりをして、ブーツを履いていてといういでたちは演じていて私自身すごく新鮮でした。

重岡大毅(ジャニーズWEST)

ホラー映画の出演は初めてなので、「これはどうやって撮るんだろう」と台本を読んで考えたりしましたが、想像を遥かに超えてくると思います。
そしてホラーの撮影は、カメラが回り出す時点で気持ちを作っていないといけないので、酸欠になりそうだと感じたこともあるほど。
本当にパワーが必要なんだなと思いました。映画自体とても久しぶりで、また機会があればと思っていたので、それが叶うことになり嬉しかったです。
もうすぐ30歳なのですが、20代最後にこの作品を撮れてよかったです。(昨年夏撮影時点)

中田秀夫(監督)

橋本さんは、役の本質を掴む芝居勘の鋭さと持ち前の明朗さで、現場の雰囲気を明るくかつプロフェッショナルに保ってくださいました。おかげで、スタッフ・キャスト一同気持ち良く撮影を進められました。
重岡さんは、息子役の子との長時間に渡るリハーサルをたいへん真摯に行なってくださり、おかげで彼の家の場面からのクランクインも大変スムーズでした。
私が「ホラーは後でいっぱい音がつくから」と「大きな表現」を求めたのにも十全に応えてくださり、大満足でした。

清水カルマ(原作者)

まず、映画化に関わってくださっている皆さんにお礼申し上げます。
自分が書いた小説が映画になるというのは、ずっと夢見ていたことでした。
もともと高校、大学時代には自主映画を制作したりして、ほんの少しは映画監督を夢見たことがありました。
ただ、大勢で作品を作ることの大変さを味わい(といっても十人程度でしたが)、自分ひとりでやれる小説を志すようになりました。
それでもずっと映画に対する憧れがあったので、『禁じられた遊び』の映画化が正式に決まったときは、自分自身が中田組の一員になれたようなうれしさがありました。
実際に撮影現場も見学させていただきましたが、中田秀夫監督はじめ、スタッフやキャストの方たちとお目にかかったときは、現実感がなくてふわふわした気分でした。 

■公開情報
『禁じられた遊び』
9月8日(金)公開
出演:橋本環奈、重岡大毅(ジャニーズWEST)
監督:中田秀夫
原作:清水カルマ(ディスカヴァー文庫)
企画・プロデュース:平野隆
配給:東映
©2023映画『禁じられた遊び』製作委員会

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