『旅屋おかえり』2週連続放送 安藤サクラ「撮影じゃない時間もとても楽しく過ごせました」
安藤サクラ主演の特集ドラマ『旅屋おかえり』が、2週連続でNHK BSプレミアムにて放送される。放送を前に安藤よりコメントが寄せられた。
本作は、原田マハの同名小説を実写化した旅ドラマ。NHKドラマ『流行感冒』、2023年前期連続テレビ小説『らんまん』などの長田育恵が脚本を担当する。
1月23日から26日までの4日間は、第1話から第4話を再放送。1月30日から2月2日までの4日間に、新作の第5話「長野編前編」、第6話「長野編後編」、第7話「兵庫編前編」、第8話「兵庫編後編」を放送する。
兵庫編では、安藤サクラ演じる旅の代行業を生業とする元旅番組レポーターの丘えりかが、とある兄弟を探すため兵庫へ向かう。
兵庫編について、安藤は「これまでに放送した秋田編、愛媛・高知編と違って、今回は兵庫県の各地で撮影を行ったので、兵庫県にはさまざまな表情があるんだなという印象を持ちました。例えば、同じ海といえども北の日本海と南の瀬戸内海では表情が全く違っているし、それぞれの土地の『笑い』なども各地で全然違う印象を受けたので、とても面白いなと思いました」とコメント。
撮影では各地の方とも交流があったそうで、「皆様がアットホームに迎え入れてくださって、撮影じゃない時間もとても楽しく過ごせました」と大切な時間になっていることを安藤は明かす。
「赤穂のロケのときは、目の前がすぐ海のおしゃれな宿だったんですけど、撮影が終わって、何となく海のほうに歩いて、そのまま泳いでいました(笑)。その時に『気持ちよかったでしょ-』って言って、お母さんがタオルを持ってきてくださって……、翌日もとてもリラックスして撮影に臨むことができました。神戸でも良い思い出ができました。お好み焼き屋さんのお母さんが、お昼ご飯に目の前の鉄板で『そばめし』を作ってくださり、1日だけの撮影だったのですが、以前からよく知っているような感じで迎え入れてくださったので、安心しました。それから、思い入れのある連続テレビ小説『まんぷく』以来、久しぶりに淡路島で撮影できたことも、感慨深く、うれしい時間になりました」
最後に視聴者へ向けて、「兵庫編では今までになく、いろいろな場所に、『丘えりか』らしい旅をして回りました。これまでとは一味違う『旅屋おかえり』になっています。兵庫の魅力、そして兵庫編の新たなキャストの皆さんの魅力を、存分に楽しんで頂ければと思います。是非ご覧ください」とメッセージを送った。
■放送情報
特集ドラマ『旅屋おかえり』
NHK BSプレミアムにて放送
1月23日(月)~1月26日(木)19:00〜19:30
1月30日(月)~2月2日(木)19:00〜19:30
1月23日(月):第1話「秋田編前編」
1月24日(火):第2話「秋田編後編」
1月25日(水):第3話「愛媛・高知編前編」
1月26日(木):第4話「愛媛・高知編後編」
1月30日(月):第5話「長野編前編」
1月31日(火):第6話「長野編後編」
2月1日(水):第7話「兵庫編前編」
2月2日(木):第8話「兵庫編後編」
出演:安藤サクラ、美保純、武田鉄矢 ほか
原作:原田マハ『旅屋おかえり』
脚本:長田育恵
音楽:遠藤浩二
制作統括:東山充裕
プロデューサー:落合将、佐々木善春
演出:渡邊良雄
写真提供=NHK