アントマン死す!? 『アントマン&ワスプ:クアントマニア』本予告&新ポスター公開

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』予告

 2月17日に公開されるマーベル・スタジオ映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の本予告と新ポスタービジュアルが公開された。

 『アントマン』『アントマン&ワスプ』に続く『アントマン』シリーズの第3弾となる本作は、マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが「今までの映画と違い、新たな“アベンジャーズ”に直接繋がる作品」と明言しているように、『アベンジャーズ:カーン・ダイナスティ(原題)』へ繋がるアクション大作。

 主人公は身長わずか1.5cmの“最小ヒーロー”アントマン(ポール・ラッド)。アベンジャーズで最も“普通すぎるヒーロー”と呼ばれた彼は、宇宙の生命の半分が消されていた『アベンジャーズ/エンドゲーム』で量子世界を使ったタイムトリップの可能性に気づき、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)やアイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)らにそれを伝えた。これをヒントにアベンジャーズは過去の時代からインフィニティ・ストーンを回収、サノス(ジョシュ・ブローリン)との最終決戦へ繋がるアベンジャーズでも最も重要な役割を果たしていた。

「アントマン&ワスプ:クアントマニア」本予告

 全世界解禁となった本予告は、人類の想像をはるかに超越する量子世界での圧倒的スケールで繰り広げられる、これまでのアントマン、そしてアベンジャーズの闘いとは一味違う壮大な闘いの始まりを予感させる。映像は時間を征服する圧倒的な力を持ち、あのサノスをも超えるとも噂されるマーベル史上最大の脅威で最凶の敵であるカーン(ジョナサン・メジャース)が、世界を救ったアベンジャーズでもあり、娘を愛する父親でもあるアントマンの弱みにつけ込むかのように「助け合おう」と不穏に語りかけるシーンから始まる。

 『アントマン』では窃盗罪で捕まってしまったり、『アントマン&ワスプ』では量子世界に閉じ込められ5年もの間行方不明になってしまったりと、本来であれば愛する娘キャシーと共に過ごせたはずの貴重な時間をたくさん失ってきたアントマンにとって、時間を征服する力を持つカーンによる「失われた時間を与える」という提案はまたとないチャンス。しかし、その甘い誘いに乗せられたアントマンは娘を人質に取られ、娘を救うには世界を犠牲にせざるを得ないという究極の選択を迫られることになる。かつて世界を救ったアベンジャーズの一人であるアントマンは、愛する娘のためにカーンの要求に屈し世界を犠牲にするのか。そして予告最後の意味深なセリフ「一緒に死んでもらう」の意味とは。アベンジャーズで最もユニークなヒーローである彼が、世界に迫りくる脅威に“一家総出”で立ち向かう。

 あわせて公開された新ポスターには、すべての常識を覆す量子世界を舞台に、アントマン、ワスプ(エヴァンジェリン・リリー)、アントマンの娘のキャシー(キャスリン・ニュートン)、そしてワスプの父ハンク・ピム博士(マイケル・ダグラス)と母ジャネット(ミシェル・ファイファー)ら“アントマン一家”が最凶の敵カーンに立ち向かう姿が写し出されている。

■公開情報
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』
2月17日(金)公開
監督:ペイトン・リード
製作:ケヴィン・ファイギ
出演:ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、マイケル・ダグラス、ミシェル・ファイファー、ジョナサン・メジャース、キャスリン・ニュートン、ビル・マーレイ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©Marvel Studios 2023

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