安藤サクラ、再体験したいのは“産まれる瞬間” 夏帆&木南晴夏と2023年の抱負を発表
1月8日より放送がスタートする日本テレビ系日曜ドラマ『ブラッシュアップライフ』の制作発表記者会見が1月6日に都内で開催され、主演の安藤サクラ、夏帆、木南晴夏が登壇した。
本作は、バカリズムが脚本を手がける“地元系タイムリープヒューマンコメディ”。地元の市役所で働く実家住まいの33歳独身女性・近藤麻美を安藤、麻美の親友の夏希を夏帆、美穂を木南が演じる。麻美が人生をゼロからやり直してブラッシュアップしていく物語で、3人の自然体とも言える会話が楽しいドラマだ。
会見では、安藤は本作について「キャッチコピーの“地元系タイムリープヒューマンコメディ”が本当にフィットするドラマです。地元にいる感覚になれるような馴染みのある景色が映りつつも新感覚なのが面白く、懐かしい気持ちと新しい気持ちの両方になれるドラマだと思います」と語る。
夏帆はバカリズム脚本の作品に多々出演していることを踏まえて「バカリズムさん脚本の作品への出演は“ご褒美仕事”と言ってしまえるほど、とても現場が楽しいです。自分も(作品に)出ているにもかかわらず、この会話ずっと観ていられるなと思っています」と楽しんでいることを明かした。続いて木南は「没個性の人たちが出ているのが新しいですよね。普通は役のキャラクターを探さないといけないんですけど、個性がなくていいんだというのが驚きでした」とコメント。
木南の発言を受けて、安藤は「それぞれの純粋な個性が出てきて際立っているんだなと感じました。それが“リアルさ”に繋がっているんだと思います。また、それがコメディの中で描かれているにもかかわらず、見慣れた景色の中に馴染んでくると切なくなる、ノスタルジーが感じられるのが新感覚だと思います」と語った。
撮影現場ではどんな話をしたのかと聞かれると、3人は口を揃えて「このまんまだよね」と顔を合わせる。安藤は「夏帆ちゃんがおすすめの何かをわたしたちに聞いてくることが多いかも」と例をあげると、夏帆は「現場で着るダウンコートを毎年買おうと思っているんですけど結局買っていなくて、そのおすすめを2人に聞いてますね(笑)」と自身の発言を振り返る。安藤と木南は「わたしたちが実際に着ているものをプレゼンするんですけど、もう冬は終わっちゃいますよね(笑)」と返し、笑いが起こった。
撮影で記憶に残っていることについては、木南は3人で練習したことを明かした。「撮影時に『3人のセリフが多くて大変だよね』という話をしました。それもあり、リモートでセリフ合わせをしていました」と明かした。安藤は「これはやってよかったです。次の日の撮影もスムーズにいったので、監督に褒められました(笑)」と語った。