チョン・ヘイン、三池崇史監督との初タッグを振り返る 「現場で“コネクト”できていた」

チョン・ヘイン、三池崇史と撮影を振り返る

 さらに本作の悪役となる殺人鬼のオ・ジンソプを演じたコ・ギョンピョについて、「サイコパスの役なので、普通は冷徹な感じで、痩せているのが一般的。にもかかわらず彼が選択したのは、ちょっとプクッとした感じ。毎朝どれくらいプクッとしているか喉をぷにぷにするのが日課になっていました。カメラが回ってるときとオフのときのギャップが愛らしく、尊敬すべき俳優です」と三池監督が冗談まじりに語ると、三池監督の熱烈なファンだったというコ・ギョンピョは、「ダイエットに失敗したお詫びを……(笑)」と笑いながら、「三池監督は本当に思いやりの方。韓国ではあまり経験したことのない監督でした。必要なダメ出しもしてくれましたし、それが監督として一番大事だと思います」と三池監督との初タッグを振り返った。

チョン・ヘイン

 本作と同じくディズニープラスで配信中の『スノードロップ』などラブストーリーに出演することが多いチョン・ヘインにとって、本作は初のSF作品。そんな本作について、主人公のハ・ドンスを演じたチョン・ヘインは「思ったよりCGのボリュームがあった」としながら、「マーベルのヒーローたちはCGが多いですよね。改めてマーベル作品に出演している俳優はすごいと思いました。CGを想像しながら芝居をするのは自分にとってあまり馴染みがなく、違和感もありました。ただその違和感を忘れるくらい撮影の雰囲気が良かったので、その雰囲気に助けられました」と撮影の様子を明かした。

 謎の女性イ・イランを演じたキム・へジュンは「CGの芝居、アクションに初めてチャレンジしました。また、髪も明るくして、これまで経験したことのない外見になりました」と初めての経験があったことを明かす。さらに、現場では三池監督のエネルギーを感じたと言い、「アクションシーンでは、困ったときに監督のアクションを参考にしました。私の服装は軽めだったのに対して、監督はダウンジャケットを着ながらも、素早いアクションを披露していて、付いていけませんでした」と監督の現場での様子についても言及した。

 さらにチョン・ヘインは、作品のタイトルとかけて「三池監督と“コネクト”できていたと思います。現場では、監督と同じことを考えているんじゃないかと、同じものを求めていると実感していました」と三池監督との初タッグを振り返った。

(左から)三池崇史、チョン・ヘイン、コ・ギョンピョ、キム・へジュン

■配信情報
『コネクト』
ディズニープラス スターにて、12月7日(水)全6話一挙独占配信
監督:三池崇史
脚本:NAKA 雅 MURA、ホ・ダム
出演:チョン・ヘイン、コ・ギョンピョ、キム・へジュン
©2022 Disney and its related entities

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