『ボーイフレンド降臨!』King & Princeの主題歌「彩り」の歌詞と髙橋海人の気持ちがリンク

『ボーイフレンド降臨!』アサヒの真意は?

「もしかしたらこの気持ち……好きってことなのかも」

 King & Princeが歌う主題歌「彩り」の歌詞と、アサヒ(髙橋海人)の気持ちがリンクした『ボーイフレンド降臨!』(テレビ朝日系)第6話。冒頭の台詞は、渉(田中みな実)に告白されたアサヒの“返事”のようだが、ちょうどいいところで次回予告に……。ただ、やはりアサヒが想いを寄せているのは、渉ではなくかしこ(桜井ユキ)のような気がしている。

 なぜなら、アサヒはかしこの前でだけ“弟っぽさ”を封印する瞬間があるのだ。「弟として見るなよ」「ちゃんと、男として見て」と言いたげな表情を浮かべてみたり。かしこに避けられた時は、グッと彼女を引き寄せて、「僕のこと避けてる?」と聞いてみたり。かしこを包み込んで、“エアハグ”をしたこともあった。

 思い返せば、彼が積極的にスキンシップを取ろうとするのは、かしこに対してだけ。渉の前では、どちらかというと意識的に“かわいさ”をアピールしているように見える。アサヒにとって、守りたい存在がかしこなら、甘えたい存在が渉なのかもしれない。

 “ボーイフレンド協定”の破棄を申し出て、アサヒへの告白宣言をした渉に、かしこはなんだかモヤモヤ。そんな時、渉が怪しげな男に付き纏われ、姿をくらませてしまう。かしこと一緒に必死で準備をしてきたプレゼンの当日にもかかわらず、アサヒは渉のもとに駆けつけた。“好きな人”が、「心配だったから」と猛ダッシュで自分のところに来てくれたら、勘違いをしてしまうのも無理はない。というか、これはほぼ“好き確定演出”のようなものだ。

 このまま、アサヒと渉は結ばれる。かしこをはじめ、多くの視聴者がそう予想したはずだ。助っ人に来てくれた社長の青柳(光石研)のおかげで、プレゼンは無事に終了したのに、かしこは浮かない表情。きっと、恋が散ってしまったと確信したのだろう。アサヒは、自分と渉を天秤にかけて、渉を選んだのだ、と。

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