ネット小説の読者が無残な死を迎える　鶴田法男監督『戦慄のリンク』日本版予告編公開

　12月23日公開の鶴田法男監督最新作『戦慄のリンク』の日本版予告編が公開された。

　本作は、『リング0』『おろち』の鶴田監督が、中国の小説家マー・ボオンの原作を基に、SNSなどを介して参加者を洗脳し自殺に扇動するなど、ロシアから世界を巻き込んで大問題となった青い鯨（ブルーホエール・チャレンジ）事件からインスピレーションを受け、ネット小説を読んだ人たちの無残な死を迎える事件を解明しようとする若者たちを描き誕生させたAIサスペンススリラー。

　公開された日本版予告編には、小説を読んだ主人公たちの無意識の領域に恐怖が襲い掛かる様子が映し出されている。

　主演は、『返校～言葉の消えた日』やジャッキー・チェン製作の中国ドラマ『成化十四年〜都に咲く秘密〜』に出演している台湾の俳優フー・モンボーと、Netflix『流星花園2018』ほか映像ドラマで活躍する中国の俳優スン・イハン。

　スタッフには、撮影に『鎌倉殿の13人』（NHK総合）や『曇天に笑う』の神田創、編集に『クライマーズ・ハイ』の須永弘志、音響効果に『事故物件 恐い間取り』の大河原将、照明に『私はいったい何と闘っているのか』の丸山和志が集結した。そして、音楽をアニメ『約束のネバーランド』の小畑貴裕が担当する。

■公開情報
『戦慄のリンク』
12月23日（金）より新宿シネマカリテほか全国ロードショー
出演：スン・イハン、フー・モンポー、シャオ・ハン、チャン・ユンイン、ウォン・マンディ、ハン・チウチ、ジョウ・ハオトン
監督：鶴田法男
脚本：ヤン・ヤン　
原作：マ・ボヨン『她死在QQ上』
提供：三鷹オスカー／フィールドワークス
配給：フリーマン・オフィス
2020年／中国／96分／BD・DCP／アメリカンビスタ／北京語／Ｇ／原題：網路凶鈴 The Perilous Internet Ring
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